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銀座ソニービルの外壁パーツが記念品に、5,000円で販売。3月で一旦営業終了
2017年3月1日 12:06
ソニーは、4月から建て替えを予定している東京・銀座ソニービルの外壁の装飾に使われているパーツを加工した「ソニービル記念品ルーバー」のチャリティ販売を、3月1日より開始した。特設Webサイトで予約を受け付けており、価格は5,000円(税込)。販売期間は6月30日17時まで。数量限定で、予定数に達した場合は終了となる。配送されるのは10月以降。
ソニービルの50年以上の歴史を記念し、外壁の装飾に使用されているアルミ素材のパーツ(ルーバー)を手作業で裁断/加工して制作。「建築家の故・芦原義信氏の設計により1966年に竣工した、建築物としてのソニービルに対する敬意や、50年余りにわたるソニービルの歴史を形にして後世に残す」としている。今回販売されるのは、1966年の開業当時と同じデザインで、1992年の改修時に新たに設置されたルーバーを使用したもの。
実際に屋外に設置されていたもので、傷や汚れがある場合もあるという。外形寸法は6×10×10cm(幅×奥行き×高さ)。重量は160g。
販売による収益は、全額をセーブ・ザ・チルドレン・ジャパンとソニーが共同で設立した「子どものための災害時緊急・復興ファンド」に後日寄付される予定。
既報の通り、ソニーの創業70周年、ソニービル開業から50年目にあたる2016年より、銀座・ソニービルの大規模リニューアルを進める「銀座ソニーパークプロジェクト」が開始。それに伴い、ソニービルでは3月31日をもって営業が一旦終了となり、建て替えに向けた工事が開始される。
リニューアルは2段階に分かれており、2018年夏から2020年秋の間は、地上部分を「銀座ソニーパーク」というフラットな空間として営業。その後ビルの建設を開始し、2022年には同地に新たなソニービルの営業を再開する予定。