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Aurenderのネットワークオーディオが、ストリーミング音源のローカルライブラリ登録に対応

 エミライは3日、Aurenderの音楽サーバーやネットワークトランスポート製品で利用できる、iOS向けのコントローラーアプリ「Aurender Conductor」をVer.2.8.1503にアップデート。製品の新ファームウェア4.9.27(5.9.27)も公開した。新たに、ストリーミングコンテンツをローカルライブラリにまとめて管理できるようになったほか、MQAファイルやTidal MQA Masterに関わる機能追加などが行なわれる。

「Aurender Conductor」アプリ

 音楽ストリーミング配信サービスのコンテンツのメタデータをローカルライブラリへ登録可能。アルバムカバーまたは曲タイトル名の長押しで、「マイ・ライブラリに加える」をタップすると追加できる。

 MQA関連では、ローカルにMQAファイルを保存している時に、MQAアイコンを曲タイトルの横に表示するようになる。MQAファイルのみをフィルターすることもでき、「ビット数・サンプリング周波数」ボタンの長押しで行なえる。

 TIDAL(日本ではサービス展開していない)関連では、TIDAL MQA Masters音源をアルバム選択時にフィルターできる機能を追加。アルバムのクレジットとレビュー情報が利用可能な場合は、スワイプで表示する拡張ウィンドウビュー上で閲覧できるようになる。

 Aurender製品の「Aurender Media Software」も更新され、アルバム検索機能のルールを変更。特定のファイルでタグ情報を正確に取り扱えない不具合も修正される。

 ネットワーク トランスポート「N10」と、ネットワークオーディオ「W20」は、サンプリング周波数を88.2kHzに設定した時に、特定の環境下でDSD-PCM変換機能が動作しない不具合を修正。DSD再生時や、電源オン/オフ時などの安定性も向上させている。

aurender N10
aurender W20