ニュース
ドローンとカメラ映像を同時に見られる、約2万円のディスプレイ「VUFINE+」
2017年3月27日 19:25
セキドは、メガネ装着型の片眼用ウェアラブルディスプレイ「VUFINE+」(ビューファインプラス)を直販サイトで発売した。直販価格は21,111円で、先行予約を受け付けており、3月下旬の発送を予定。ドローンとスマートフォン/タブレット、VUFINE+を組み合わせ、ドローンのカメラ映像をリアルタイムで確認しながら目を離さずに操縦するといった使い方を提案している。
VUFINE+は、片眼用のディスプレイ部をメガネのツルに装着して使うウェアラブルディスプレイ。解像度960×540ドットのLCOS(反射型液晶)パネルを内蔵し、眼から約30cmの位置に4型相当の画面を表示可能。スマートフォン/タブレットなどとmicro HDMIケーブルで繋ぎ、視野内にカメラ映像を表示できる。輝度は220cd/m2、コントラスト比が150:1、リフレッシュレートは60Hz。入力解像度は720pに対応する。
米VUFINEがクラウドファンディング「Kickstarter」で資金調達して開発し、'16年にAmazon.co.jpから「VUFINE」として販売しているが、3月24日にセキドとVUFINEが日本国内における販売代理店契約の締結を発表。新たにセキドの直販サイトから「VUFINE+」を販売開始した。
DJI国内正規代理店であるセキドは、VUFINE+を介してドローンのカメラ映像をリアルタイムで確認しながら飛ばすという使い方を提案。映像を見る際も少ない視線移動で済むため、安全性の向上につながるとする。対応機種はPhantom4 PRO Plusなどで、詳細は製品ページで案内している。
内蔵バッテリで動作し、稼働時間は最大90分。USB充電に対応する。外形寸法は96×14×20mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は26g。度なしメガネやHDMIケーブルが付属する。ディスプレイ部をメガネに取り付ける際、ボールジョイントとピボットアームで最も快適な視野角を確保できるという「Docking Station +」も同梱する。