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FX-AUDIO-、USB DAC搭載でデュアルモノラル構成のプリメインアンプ。4,980円

 ノースフラットジャパンは、FX-AUDIO-ブランドの新製品として、デュアルモノラル構成のDAC内蔵デジタルプリメインアンプ「YD-202J」を27日に発売した。直販サイトでの価格は4,980円(税込)。電源ACアダプタは別売。発売記念として先着300台限定で、別売オプションの専用リモコン(単品税込980円)を価格据え置きで同梱する。カラーはブラックとシルバー。

DAC内蔵デジタルプリメインアンプ「YD-202J」。カラーは左からブラック、シルバー

 YAMAHA製のデジタルアンプIC「YDA138」を2基搭載し、デュアルモノラル構成としたデジタルプリメインアンプ。チャンネルセパレーションを向上させており、「長年に渡る同ICのアンプ自作キットの開発により蓄積したノウハウを活かした部品構成とセッティングを行なうことで、アンプICの実力を最大限に引き出した」という。

 USB DAC機能も備えており、DAC ICはC-Media製の「CM108」を採用。48kHz/16bitまでサポートする。別売で、ハイレゾに対応するためのUSB DACモジュールも1,980円(税込)で用意。VIA製の「VT1620A」を使っており、96kHz/24bitまで対応可能になる。

 可聴領域に影響するノイズへの対策として、コモンモード・ノーマルモードチョークコイルと、複数の超低ESR対応電解コンデンサを投入。ACアダプタ由来のノイズを抑えている。

ヘッドフォン出力も備えている

 高品質なデジタルボリューム・トーンコントロール機能を備え、ゲインブースト・ラウドネス、入力切替などの機能も搭載。TitanElectronics製DSPの「TM2313」で実現している。さらに、オリジナルMCUに収めた制御プログラムで、細かいパラメータ設定を駆使。直感的な操作性を実現したという。

内部

 入力端子はUSB、アナログRCA、3.5mmステレオミニ。スピーカーターミナルはバナナプラグ対応。金メッキ仕上げ。ステレオミニのヘッドフォン出力も備えている。アンプの最大出力は20W×2ch(4Ω)で、対応スピーカーは4~16Ω。ヘッドフォンアンプの最大出力は50mW×2ch(32Ω)。

 別売のACアダプタは、DC12V、電源容量2A以上のものが推奨されている。外形寸法は117×100×35mm(幅×奥行き×高さ)。重量は375g。

背面