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アイ・オー、3.5インチで業界最小の外付けHDD。600機種以上のTV/レコーダなどに対応

 アイ・オー・データ機器は、3.5インチのUSB外付けHDDとして業界最小、PCだけでなく、テレビと接続して録画用HDDとして利用でき、ビデオカメラと繋いでのバックアップも可能な「HDCZ-UTシリーズ」を4月下旬に発売する。容量は1TB、2T、3TB、4TB、6TB。価格は2TB「HDCZ-UT2」が13,100円など。カラーはホワイトとブラックを用意するが、6TBはブラックのみ。

「HDCZ-UTシリーズ」のブラックモデル

 型番と価格は、1TBの「HDCZ-UT1」が12,000円、2TBの「HDCZ-UT2」が13,100円、3TBの「HDCZ-UT3」が16,500円、4TB「HDCZ-UT4」が22,100円、6TB「HDCZ-UT6」が52,300円。

「HDCZ-UTシリーズ」のホワイトモデル

 USB 3.0/2.0に対応した外付けHDD。外形寸法は突起部を含まずに34×172×115mm(幅×奥行き×高さ)と小型で、縦置き、横置きどちらにも対応。重量は本体のみで1TBモデルが約610g、2~4TBが約800g、6TBは約880g。消費電力は8.2W(typ)。

横置きも可能

 小型だがこだわりの設計を採用。筐体内部の空気はドライブが発する熱を外に伝えにくくする断熱材になってしまうため、筐体サイズをHDCL-UTシリーズに対して約26%縮小。内部の無駄な空間を排除し、HDDの熱を効率よく外に逃がせるという。

 筐体表面には凸凹を設け、平面と比較して約6%表面積を増加。これも放熱効果を高めている。ファンレス仕様で、内蔵ドライブをフローティングマウントしたり、ゴム足を採用するなど防振性にも配慮。深夜の録画でも作動音は気にならないという。

 また、LEDを背面に配置する事で、画番組視聴時にLEDの光が気にならないなど、録画用HDDとしても設計にこだわっている。

背面

 録画対応のテレビとUSB接続し、録画用HDDとして利用可能。レコーダとも接続できる。家電メーカーと連携して動作確認済みで、10メーカー、600機種以上に対応。PlayStation 3/4/4 Pro、ネットワークレコーダのnasneなどにも対応する。接続したテレビの電源ON/OFFに合わせ、HDDも自動でスタンバイになる「電源連動機能」も搭載。

 ソニーやキヤノンなどの対応ビデオカメラとUSBで接続、ビデオカメラ本体側の操作で、撮影した映像をパソコンを使わずにHDDへ保存可能。保存したデータを、ビデオカメラを介してテレビの大画面で再生する事もできる。ただし、一部のビデオカメラは3TB以上のモデルには対応していない。