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アイ・オー、3.5型で業界最小のUSB HDD。TV録画対応、6TBは低価格化

 アイ・オー・データ機器は、テレビ録画やパソコンに利用できるUSB HDD「HDCZ-UTシリーズ」を3月末に発売する。1/2/3/4/6TBモデルを用意し、価格は12,200円~44,700円。カラーは1~4TBがホワイト(WB)とブラック(KB)の2色で、6TBはブラックのみ。

HDCZ-UT(ブラック)

【ラインナップと容量/価格】

HDCZ-UT1WB/KB(ホワイト/ブラック) 1TB 12,200円
HDCZ-UT2WB/KB(ホワイト/ブラック) 2TB 14,500円
HDCZ-UT3WB/KB(ホワイト/ブラック) 3TB 16,700円
HDCZ-UT4WB(ホワイト/ブラック) 4TB 22,300円
HDCZ-UT6KB(ブラック) 6TB 44,700円

 3.5型HDD搭載で業界最小とするUSB 3.1 Gen 1(USB 3.0)/2.0対応モデル。'17年4月に発売した「HDCZ-UT」(発売時の価格は12,000円~52,300円)を、価格改定などにより型名を変えたもので、仕様や対応機器などに変更はない。

 パソコンの動画/写真の保存先、テレビ録画、ビデオカメラのデータバックアップ先などに利用できる。日本製で、国内工場での組立工程で全数通電検査などの品質チェックを行なっている。対応家電は25メーカー700機種以上で、家電メーカーと連携して動作確認済み。

HDCZ-UT(ホワイト)

 録画に使用する場合は、接続したテレビの電源ON/OFFに合わせてHDDも自動でスタンバイになる電源連動機能を搭載。LEDは筐体背面に配置しており、録画番組視聴時にもLEDの光が気にならないようにしている。

 ソニーのハンディカム、キヤノンのIVISなど対応のビデオカメラにUSBケーブルでつなぎ、ビデオカメラ本体からの操作によりPCレスでHDDへ保存できる。HDD内のデータはビデオカメラを介してテレビで鑑賞可能。

 パソコン接続用に、WindowsとMacの両方でデータの閲覧/保存ができるソフト「NTFS-3G for Mac I-O DATA」が無料でダウンロードして利用できる。なお、テレビで録画した番組と、パソコンのデータは共有できない。

 筐体サイズは従来モデルHDCL-UTシリーズに対して約26%小型化。内部の無駄な空間を排除し、HDDの熱を効率よく外へ逃がせる。筐体表面の凸凹により、平面と比較して約6%表面積を増やすことで効果的な放熱ができ、ファンレスでも十分な冷却性能を実現したという。

表面に凹凸を設け、放熱性を向上

 本体は縦置き/横置きの両方に対応。縦置き時の外形寸法は約35×172×116mm(幅×奥行き×高さ)、重量は1TBが約610g、2/3/4TBが約800g、6TBが約880g。

ホワイトモデルの背面