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ハイレゾイヤフォン「ドブルベ」の2.5mmバランスモデル。単結晶銅ケーブル採用
2017年4月7日 14:44
ラディウスは、イヤフォンの交換ケーブル新製品として、2.5mmプラグを備えたバランス接続対応の「HC-PCC25K」を4月14日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は12,800円前後(税込)。既発売のイヤフォン「ドブルベシリーズ」に同ケーブルを付属した2モデルも同日に発売する。店頭予想価格は、「HP-TWF42R」が54,000円前後(税込)、「HP-TWF32K」が43,200円前後(税込)。
バランスケーブル「HC-PCC25K」
2.5mm 4極プラグを備え、対応プレーヤーでのバランス駆動に対応したケーブル。導体に単結晶銅を採用し、音声信号伝送時の抵抗を低減。伝送ロスの抑制により「高SNで繊細かつワイドレンジなサウンド」としている。
絶縁体にFEP(テフロン)を採用。FEPは電気特性に優れ、PVCやPEで発生する伝搬速度差を低減し、安定した周波数特性を実現するという。難燃性や対候性の高さも特徴。撚線数は8本。
イヤフォン側の端子はMMCX。同社のMMCX搭載イヤフォンの全モデルに最適化されている。ケーブル長は約120cmでY型。
イヤフォン「ドブルベシリーズ」2モデル
ハイレゾ対応イヤフォンのドブルベシリーズをバランス接続で楽しみたいという要望に応えて製品化された特別モデルとして、「HP-TWF42R」と「HP-TWF32K」を発売。
既発売のドブルベヌメロトロワ(HP-TWF31)、ドブルベヌメロキャトル(HP-TWF41)に2.5mmプラグの上記バランスケーブル「HC-PCC25K」を付属したもので、通常の3.5mm 3極ステレオミニプラグのケーブル(アンバランス)も同梱する。
イヤフォン部はDDM(Dual Diaphragm Matrix)方式ドライバを搭載。中低域用(13mm)と高域用(12mm)の振動板を同軸上に配置、ワイドレンジかつダイナミックな音の厚みを実現するという。2枚の振動板のうち、高域用にはセラミックピエゾ振動板を採用し、精細な高域再生を実現。
上位モデル「HP-TWF42R」には、低域用にベリリウムコーティング振動板を採用。安定した歯切れのよい低域再生を可能とした。
新ケーブルの「HC-PCC25K」を使用することで、ドブルベシリーズの特徴であるDDM方式ドライバでの全帯域に渡る再現性の高さを最大限に引き出せるという。
再生周波数待機は、HP-TWF42Rが10Hz~45kHz。HP-TWF32Kは10Hz~40kHz。出力音圧レベルは108±3dB/mW、インピーダンスは32Ωで共通。ケーブルを含む重量は、HP-TWF42Rが約18g、HP-TWF32Kが約17g。