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映画「BLAME!」、岩浪音響監督が調音した「東亜重音」上映決定。立川シネマシティ他
2017年4月26日 21:35
5月20日から2週間限定で全国公開される3DCGアニメ映画「BLAME!(ブラム)。日本アニメで初めて、Dolby Atmosで上映されることも話題の作品だが、特別に音響にこだわった上映「東亜重音」の実施が決定。岩浪美和音響監督が、各劇場で調音し、作品の世界にどっぷり浸る企画上映として、立川シネマシティ、チネチッタ川崎、イオンシネマ幕張新都心などで実施される。
さらに、「BLAME!」の公開を記念し、「BLAME!」の本編冒頭付きで、「劇場版 シドニアの騎士」の再上映も決定した。
BLAME! 東亜重音
岩浪音響監督が、作品の為に特別に各劇場で調音された音響システムを使用。「映像が変わるレベルのダイナミックで臨場感溢れる極上の音響が楽しめる」という。
上映する劇場により、上映形態は異なる。詳細は以下の通り。
- 立川シネマシティ 東亜重音7.1ch極上爆音上映(ast)東亜重音極上爆音上映(bst)
- チネチッタ川崎 東亜重音7.1ch LIVE ZOUND
- イオンシネマ幕張新都心 東亜重音アトモス ULTIRA
- ミッドランドスクエアシネマ2 東亜重音アトモス
- 塚口サンサン劇場 東亜重音7.1ch 重低音ウーハー上映
- アースシネマズ姫路 東亜重音アトモス
- 福山駅前シネマモード 東亜重音 激音
BLAME! の本編冒頭付、「劇場版 シドニアの騎士」再上映決定
BLAME!と同様に、弐瓶勉原作であり、監督の瀬下寛之、副監督の吉平"Tady"直弘、音響監督・岩浪美和が手掛けている「劇場版 シドニアの騎士」の再上映が決定。一部劇場では「東亜重音」上映も行なわれる。
また、この上映には「BLAME!」の本編冒頭部分が付くため、いち早く「BLAME!」を劇場で楽しめる。
- 立川シネマシティ 東亜重音 極上爆音上映
- チネチッタ川崎 東亜重音 LIVE ZOUND
- イオンシネマ幕張新都心 東亜重音9.1ch ULTIRA
- ミッドランドスクエアシネマ2 東亜重音9.1ch
- 塚口サンサン劇場 東亜重音6.1ch 重低音ウーハー上映
- アースシネマズ姫路 東亜重音9.1ch
- 福山駅前シネマモード 東亜重音 激音
「東亜重音」結成式「BLAME!×シドニア上映会」イベント
5月13日には、BLAME! 東亜重音結成式付「BLAME!×シドニア上映会」も実施される。場所は川崎チネチッタで、9時の回。
瀬下監督、岩浪音響監督、BLAME!ではタエ役、シドニアの騎士では星白閑役の洲崎綾も登壇。料金は2,000円。チケットの一般販売は4月27日10時からスタートする予定。チケットぴあのPChordは「556-944」。
BLAME! とは
原作は、アニメ化もされた「シドニアの騎士」で知られる、弐瓶勉のデビュー作。人類が“違法居住者”として駆除・抹殺される暗黒の未来が舞台で、無限に増殖を続ける超巨大な「階層都市」における探索者・霧亥(キリイ)の孤独で危険な旅路が描かれる。
監督は瀬下寛之、アニメーション制作はポリゴン・ピクチュアズと、「シドニアの騎士」のアニメ化を手掛けたタッグが「BLAME!」の映像化も担当。原作者・弐瓶勉がシナリオやキャラクターデザインをはじめとした、クリエイティブディレクションの中核を担い、自らがプロジェクトへフルコミットしているもの特徴。
なお、この作品はNetflixが、日本を含む世界に向けて独占配信することを発表している。
あらすじ
過去の“感染”によって、正常な機能を失い無秩序に、そして無限に増殖する巨大な階層都市。都市コントロールへのアクセス権を失った人類は、防衛システム「セーフガード」に駆除・抹殺される存在へと成り下がってしまっていた。
都市の片隅でかろうじて生き延びていた「電基漁師」の村人たちも、セーフガードの脅威と慢性的な食糧不足により、絶滅寸前の危機に瀕してしまう。
少女・づるは、村を救おうと食糧を求め旅に出るが、あっという間に「監視塔」に検知され、セーフガードの一群に襲われる。仲間を殺され、退路を断たれたその時現れたのは、“この世界を正常化する鍵”と言われている「ネット端末遺伝子」を求める探索者・霧亥であった……。