ニュース

アニメ映画「BLAME! 」の世界をVRで体感。重力子放射線射出装置も撃てる!

 劇場アニメ「BLAME!(ブラム)」のVRコンテンツが、5月14日~6月15日の期間限定で、VRシステム「HTC VIVE」正規取扱販売店のVR体験コーナーに登場する。体験できるのは、ドスパラや、パソコン工房、ツクモの各店舗。予約が必要で、対象店舗の詳細や申込方法などは専用サイトで案内している。

BLAME! VR
(C)弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局

 「BLAME!」は、「シドニアの騎士」で知られる漫画家・弐瓶勉のデビュー作。連載開始から20年の時を経て映画化が実現し、5月20日より2週間限定で劇場公開される。人類が“違法居住者”として駆除・抹殺される暗黒の未来が舞台で、無限に増殖を続ける超巨大な「階層都市」における探索者・霧亥(キリイ)の孤独で危険な旅路が描かれる。

BLAME!
(C)弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局

 監督は瀬下寛之、アニメーション制作はポリゴン・ピクチュアズと、「シドニアの騎士」のアニメ化を手掛けた制作陣が集結。原作者・弐瓶勉がシナリオやキャラクターデザインをはじめとした、クリエイティブディレクションの中核を担い、自らがプロジェクトへフルコミットしている。日本アニメで初めて、Dolby Atmosで上映されることも特徴。

 公開を記念して、アニメーション制作を担当したポリゴン・ピクチュアズの全面協力のもと、BLAME! の世界観の一部を体験できるVRコンテンツ「BLAME! VR」が全国のVIVE正規取扱販売店のVR体験コーナーに登場する。

 VRコンテンツはカヤックが開発。プレイヤーは、 BLAME!の世界を彷徨する主人公・霧亥(キリイ)の視点を借り、 VR体験ができる。HTC VIVEのコントローラを用いることで、視点だけではなく両手もプレイヤーと霧亥の動きが連動。右手に握った「重力子放射線射出装置」を撃つこともできる。体験時間は約3分30秒。

BLAME! の世界をHTC VIVEで体験
(C)弐瓶勉・講談社/東亜重工動画制作局

「BLAME! 」あらすじ

 過去の“感染”よって、正常な機能を失い無秩序に、そして無限に増殖する巨大な階層都市。都市コントロールへのアクセス権を失った人類は、防衛システム「セーフガード」に駆除・抹殺される存在へと成り下がってしまっていた。

 都市の片隅でかろうじて生き延びていた「電基漁師」の村人たちも、セーフガードの脅威と慢性的な食糧不足により、絶滅寸前の危機に瀕してしまう。

 少女・づるは、村を救おうと食糧を求め旅に出るが、あっという間に「監視塔」に検知され、セーフガードの一群に襲われる。仲間を殺され、退路を断たれたその時現れたのは、“この世界を正常化する鍵”と言われている「ネット端末遺伝子」を求める探索者・霧亥であった……。

劇場アニメ「BLAME!(ブラム)」本予告2