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パイオニア、CarPlay/Android Auto対応の最上位AVユニット。48bit DSP
2017年5月19日 14:53
パイオニアは、Appleの「CarPlay」やGoogleの「Android Auto」に対応した車載AVユニット「FH-9300DVS」を6月より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は48,000円前後。外装はピアノ調ブラックボディ仕上げ。
7型/840×480ドットのタッチ液晶ディスプレイを搭載する2Dメインユニットのフラッグシップモデル。DVD/CD/USB再生に加えて、ユニット側からiPhoneをコントロールできる「Apple CarPlay」と、Androidスマートフォンと連携する「Android Auto」をサポートし、ディスプレイのタッチ操作や音声操作に対応する。対応機種は、iOS 7.1以降を搭載したiPhone 5以降と、Android 5.0 以降のスマートフォン。接続には別売ケーブルを利用する。
CarPlayにより、iPhoneとLightning接続して「ナビを使う」、「電話をかける」、「メッセージの送受信」、「音楽を聞く」などの操作に対応。Android Autoでは、AndroidスマートフォンとUSB接続して音楽アプリや電話などが車内で利用でき、Googleマップと連携して音声認識での目的地設定なども行なえる。
別途用意したUSBメモリやUSB HDD内の楽曲再生に対応。192kHz/24bitまでのハイレゾ音源(FLAC)も再生できるが、44.1kHz/16bitへのダウンコンバート再生となる。また、1080pのフルHD動画も再生できる。再生可能ファイルは、音楽がFLACの他、MP3/WMA/AAC。動画がMP4/M4V/AVI/WMVなど。JPEG画像も表示できる。
DVD/CDドライブを搭載し、DVDビデオ再生が可能。DVD-R/RWのVRモードにも対応し、テレビ番組を録画したCPRM対応ディスクも再生できる。FM/AMチューナも内蔵。Bluetooth機能でスマホなどからワイヤレス音楽再生が行なえ、コーデックはAACもサポート。ハンズフリー通話に対応する。
アンプの最大出力は50W×4ch。フルカスタム高性能48bitデュアルコアDSPなど、厳選された高音質パーツを搭載し、独自のノウハウに基づいた音質チューニングを施して高音質再生を実現。車室内で最適な音場を創り出す「タイムアライメント」、「ネットワークモード」や、音質を細かく調整できる「13バンドグラフィックイコライザー」なども搭載する。
ディスプレイはブリリアントフィニッシュパネル採用で高画質を実現。ホームメニューとオーディオ設定のメニューは、ユーザーの好みにあわせてアイコンを変えるなど、自分好みにカスタマイズできるという。パネル下にメニューキーを備え、音量調整や再生コントロールなどの操作が可能。画面の色やメニューキーの発光色のカスタマイズも行なえる。外形寸法は178×164×100mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約1.8kg。