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qdc、独自設計BAドライバのカスタムイヤフォン「4CS」と「3CH」

 ミックスウェーブは、中国qdc製のカスタムイヤフォン(カスタムIEM)「4CS」と「3CH」を6月14日より発売する。価格は4CSが96,389円、3CHが68,982円。販売代理店はe☆イヤフォンとフジヤエービック。

4CS

 4CSはqdcのユニバーサルイヤフォン「4SS」をカスタムIEM化、3CHもユニバーサル型の「3SH」をカスタム化した製品。qdcは、バランスド・アーマチュアドライバー(BA)を採用したカスタムIEMの開発に努めており、中国のプロフェッショナル・オーディオ市場では、ステージモニター用のカスタムIEMとして70%のシェアを誇るという。イヤフォン側の端子は2pin。

 「4CS」は、レコーディング・エンジニアやプロデューサー、ミュージシャンなど音に精度を求めるユーザー向けに設計された「Studio シリーズ」の4ドライバーモデル。4基のBAドライバは、それぞれqdcが独自に設計したもので、Low/Low-Mid×1、Mid×1、Mid-High/High×2を搭載。サウンドデザインは、「音像、定位感、各楽器のディティール感などが掴めるよう、リファレンスモニター傾向のチューニングを施している」という。

独自設計のBAドライバを採用

 周波数特性は20Hz~20kHz、入力感度は106dB、インピーダンスは17Ω。イヤフォン側の端子はqdc独自の2pin。3.5mmミニ端子のIEM Cableや、キャリングケース、クリーニングツールなどが付属する。

 「3CH」は、リスニングモデルの「HiFiシリーズ」の3ドライバーモデル。qdc独自設計のBAドライバは、Low×1、Mid/High×2の3ドライバ構成で、「サウンドデザインはオーディオファイル(音楽愛好家)向け。リスニング用途のモデルとして、 ジャンル問わず相性が良い」としている。

3CH

 周波数特性は20Hz~20kHz、入力感度は106dB、インピーダンス:82Ω。イヤフォン側の端子はqdc独自の2pin。3.5mmミニ端子のIEM Cableやキャリングケース、クリーニングツールなどが付属する。