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リコー、スマホ/タブレット画面を投写できるMHL対応プロジェクタ

 リコーは、スマートフォンやタブレットの画面をMHLで投写できるプロジェクタを6月30日より発売する。価格はすべてオープンプライス。ラインナップと店頭予想価格は、WXGAパネルで明るさ3,100ルーメンの「WX2440」が10万円前後、XGAで3,000ルーメンの「X2440」が9万円前後、SVGAで3,000ルーメン、MHL非対応の「S2440」が85,000円前後。

WX2440

 '15年発売「RICOH PJ WX2240/X2240/K111」の後継となるエントリーモデル。基本機能を引き継ぎながら、WX2440とX2440についてはHDMI入力を2系統に増やし、うち1系統はMHLに対応。対応スマートフォンやタブレットなどから映像投写でき、「モバイル機器を活用するなど多様化する働き方に対応する」という。S2440はHDMI×1で、MHLには非対応。

 解像度はWX2440が1,280×800ドット、X2440が1,024×768ドット、S2440が800×600ドット。光源は190Wの高圧水銀ランプ。明るさはWX2440が3,100ルーメン、X2440とS2440が3,000ルーメンで、明るい場所でも照明を落とさずに使用できるという。コントラスト比は10,000:1。3機種ともHDMIに加え、アナログRGB(D-Sub 15ピン)の映像入力も備える。S2440は内蔵スピーカーを搭載する。

 電源オンから5秒で画面表示でき、プレゼンテーションをすぐに始められるクイックスタートに対応。電源ケーブルを抜くだけでシャットダウンでき、スムーズに片付けられるとする。重量はいずれも約2.6kg。