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リコー、手のひらサイズで縦置き対応の短焦点プロジェクタ

 リコーは、手のひらサイズの小型DLPプロジェクタ「RICOH PJ WXC1110」を9月30日より発売する。ビジネスユースを想定したモデルで、リコーのオンラインストアでの販売となり、21日より予約受付を開始する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は82,000円前後。

RICOH PJ WXC1110

 外形寸法/重量は112.5×112.2×57.1mm(幅×奥行き×高さ)/450gで、手のひらに乗るコンパクトなプロジェクタ。小型ながら600ルーメンの明るさを実現。電源は付属のACアダプタを使用する。

 短焦点レンズを備え、90cmの距離から50型投写が可能。本体を傾けて天井や床に投影したり、縦置きでポートレート投影することも可能。店舗やイベントなどでさまざまに活用できるとする。投写サイズ/距離は50~100型(0.86m~1.72m)。固定焦点でフォーカスは手動式、明るさはF1.6。上下±40度の自動台形補正機能を備える。

手のひらサイズの小型設計

 デバイスは単板DLPで、0.45型/1,280×800ドットのDMDパネルとRGB-LED光源を搭載。明るさは600ルーメン、コントラスト比は40,000:1。DLP Link方式の3D表示も可能。

 MHL2.0対応のHDMI入力を1系統備え、対応するスマートフォンなどから映像投写が可能。付属の専用変換ケーブルでアナログRGB(D-Sub 15ピン)の映像入力に対応する。音声出力としてステレオミニのヘッドフォン出力と1.5Wのモノラルスピーカーを備える。

 USB入力やmicroSDカードスロットも備え、USBメモリやmicroSDカードに保存したデータの表示・再生に対応する。

 LED光源の寿命はブライトモードで20,000時間、エコモードで30,000時間。消費電力は最大65W(待機時0.5W以下)。リモコンやキャリーバッグなどが付属する。