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リコー、5,000lmの4K対応レーザープロジェクタ。超短焦点の新モデルも
2020年7月22日 16:30
リコーは、業務用プロジェクタの新モデルとして、明るさ3,600ルーメンを実現した超短焦点モデル「WX4153」「WX4153N」の2機種と、レーザー光源を採用し4K解像度に対応した「UHL5970」を7月29日に発売する。すべて価格はオープンプライス。想定価格は、WX4153が23万円前後、WX4153Nが27万円前後、UHL5970が83万円前後。
レーザー光源で5,000lm実現の4K対応プロジェクタ
スタンダードクラスながら、レーザー光源による5,000lmの高輝度と、4K/3,820×2,160ドットの高解像度に対応したプロジェクタ。「オフィスにおける映像設備の4K高画質化のニーズに応える」としている。
表示デバイスは単板DLP。パネルは0.47型/1,920×1,080ドット(16:9)で、4Kピクセルシフト技術で4K解像度表示を実現する。レーザーダイオード光源を採用し、明るさは5,000ルーメン。コントラスト比は250万:1。
搭載レンズは1.6倍で、ズーム・フォーカス操作は手動。垂直・水平シフトにも対応する。投写距離は1.8~9.6mで、投写画面サイズは60~300型。
入力はHDMI(HDCP 2.2対応)、ミニD-Sub 15ピン、およびアナログ音声(ステレオミニ)を統装備。USB、LAN端子も用意する。また本体には10W出力のスピーカーを内蔵し、ステレオミニのアナログ音声出力も備える。
消費電力は510W(標準)/440W(エコモード)。突起部を含まない外形寸法は、450×381×132mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約8.2kg。
明るさを向上させた、超短焦点プロジェクタ「WX4153/WX4153N」
独自の自由曲面ミラーを採用し、11.7cm(本体セット含め26.1cm)で48型サイズの映像を投写できる、縦置き可能な超短焦点プロジェクタの新モデル。ミラー反射式超短焦点プロジェクタとして世界最小・最軽量・最至近、という仕様を継承しつつ、輝度を3,600ルーメンにアップした。
また、操作ボタンのカスタマイズなど使い勝手を向上させたほか、オプションのインタラクティブキットタイプ3(仮称:年内発売予定)を装着することで、電子ホワイトボードとしても利用できるようになった。ネットワーク対応モデルのWX4153NはUSB給電機能も追加されている。
表示デバイスは単板DLP。パネルは0.65型/1,280×800ドット(16:10)。250Wの高圧水銀ランプを使用し、明るさは3,600ルーメン。コントラスト比は13,000:1。
搭載レンズは、1.25倍までのデジタルズームに対応。フォーカスは手動。本体背面から投写面までの投写距離は11.7~24.9cmで、投写画面サイズは48~80型。
入力はHDMIとミニD-Sub 15ピン、アナログ音声(ステレオミニ)を装備。本体に出力2Wのモノラルスピーカーを内蔵し、ステレオミニのアナログ音声出力も備える。WX4153NはUSB、LAN端子を備える。
消費電力は313W(標準)/208W(エコモード)。突起部を含まない外形寸法は、257×144×221mm(幅×奥行き×高さ)。重量はWX4153が約3.0kg、WX4153Nが約3.1kg。