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テックウインドがMeze Audioの取扱開始。ウォルナットハウジング「99 Classics」など
2017年6月21日 12:03
テックウインドは、ルーマニアのメーカー、Meze Audioのイヤフォン/ヘッドフォンを取扱開始。6月30日から発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格はヘッドフォン「99 Classics」が29,800円前後、「99 Ne」が24,800円前後、イヤフォン「12 Classics」が7,800円前後、「11 Neo」が6,980円前後。
Meze AudioはこれまでDMRが代理店となっていたが、今後はテックウインドが取り扱う。DMRが販売した旧製品のサポートも、テックウインドが行なう。
Meze Audioは2009年に、デザイナーでもあるAntonio Meze(アントニオ メゼ)氏が設立。スポーツ用品、電子機器、パッケージデザインなど、様々な分野で培ったプロダクトデザイナーとして経験を製品に活かしており、デザイン性の高さも特徴。Antonio氏は音楽に深い情熱を持っており、「自身のために個性的でオリジナルの物語を形作るようなヘッドホンを創り出すことを決め、Meze Audioを立ち上げた」という。
2017年7月15日(土)~16日(日)にベルサール秋葉原で開催されるイベント「ポタフェス2017 東京・秋葉原」にブース出展予定。15日の16時からは特設ステージで、Antonio氏による製品発表会と、オーディオライターの岩井喬氏を招いてのトークセッションも予定されている。
99 Classics
「最もナチュラルなサウンドをお届けする」というヘッドフォン。ハウジングにウォルナット(クルミ材)を使っており、CNCマシンを使い、削り出しで作られている。そのため、1つ1つ木目が異なり、手作業で仕上げられている。カラーは「Walnut Gold」と「Walnut Silver」を用意。
柔らかいイヤーパッドと、スプリングスチール製のヘッドバンドを採用。装着感にもこだわっている。イヤーパッドにはメモリーフォームとソフトPUレザーを採用。
接着剤は使っておらず、ナットとボルトのみを使用。金属の部分は亜鉛とマンガンスプリングスチールで作られている。
ユニットは40mm径で、再生周波数帯域は15Hz~25kHz。入力感度は1kHz/1mW@103dB。インピーダンスは32Ω。ケーブルは着脱可能で、ケブラーOFCケーブルを採用。入力端子はステレオミニ。ケーブルを含まない重量は260g。
99 Neo
99シリーズのデザインを取り入れたヘッドフォン。「わずかに異なるサウンドシグネチャを取り入れながらも、99 Classicsと同等の音質クオリティを持っている」という。
ハウジングはABSプラスチック製だが、漆黒(coal black)テクスチャー加工を施してデザイン性を高めている。さらに、鋳造亜鉛合金も使われている。
99 Classicsで採用しているアジャスタブルヘッドバンドや、柔らかなイヤーパッドも採用している。
ユニットは40mm径で、再生周波数帯域は15Hz~25kHz。入力感度は1kHz/1mW@103dB。インピーダンスは26Ω。ケーブルは着脱可能で、ケブラーOFCケーブルを採用。入力端子はステレオミニ。ケーブルを含まない重量は260g。
12 Classics
栗の木材をハウジングに使ったイヤフォン。「色彩や明るさなど、時間の刻みとともに木材とアルミニウムの融合の変化を楽しめる」という。カラーは「gun metal」
ドライバは8mm径のダイナミック型で、チタンマイラー製の振動板を採用。銅被覆アルミニウム音声コイルを使っている。再生周波数帯域は16Hz~24kHz。インピーダンスは16Ω。感度は101dB (+/- 3db)。
ケーブルは7N OFCを使っており、長さは1.2m。ステレオミニプラグを採用する。マイクとリモコンも備えている。