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UCOTECH、真鍮筐体イヤフォン「RE1PRO」と、純アルミニウム製「RE3PRO」。約11000円から

RE1PRO

サウンドアースは、韓国UCOTECHのイヤフォン「RE1PRO」と「RE3PRO」の2モデルを、e☆イヤホンとフジヤエービックで7月31日から先行発売する。価格はどちらもオープンで、市場想定価格はRE1PROが11,000円前後、RE3PROが22,000円前後。

RE3PRO

UCOTECHブランドの日本再上陸となる第1弾製品。日本のイベントに参考出品した際に寄せられたフィードバックも反映し、筐体の微調整やノズルの角度、長さ調整、サウンドチューニング、振動板の変更などを繰り返して完成した。

RE1PRO

RE1PRO

キャビティは真鍮製で、特徴的な共鳴を応用。「キャビティ内部からの反射音が、より高いパフォーマンスを実現する」という。5軸CNCで公差±0.05の精密加工を実現。表面はIPメッキにより、高級感のある黒色となっており、ダイヤモンドCカットを施すことで真鍮に美しい外観を与えている。仕上げに不動態化コーティングを施し、変色や腐食から保護した。

内部には10mmカーボン・ナノチューブ外部マグネット・ダイナミック型ドライバーを搭載。外部マグネットで高い磁力を確保することで、振動板の振動係数を高め、より速い応答速度で振動。

さらに、高い振動係数と力強い振幅を両立させるため、振動板には高磁力マグネットを採用したCNT(カーボンナノチューブ)を採用。CNTは非常に剛性が高く、弾力性に富んでいるため、歪みのないサウンドを維持しつつ、高速振動を可能にした。

「HOLES FOR SOUND」という2つの穴を装備。一番下の穴は耳からの圧力を取り除いて低音を調整。真ん中の穴は、音楽で強調される不自然な楽器のピッチを調整し、エレキギターなど、音楽で強調される楽器の音程を調整している。

内部にアルミパイプを配置。ダイナミックドライバーから発生した空気は、キャビティで反射し、定在波を発生させる。そこで、余分な空気をパイプを通して吸収し、外側に移動させ、過剰な定在波の発生を防いだ。インピーダンスは32Ω±15、周波数応答は20Hz~20kHz。感度は110dB/mW。

ケーブルはMMCXで着脱可能。リケーブルも可能。付属のブラック&ホワイトのケーブルは、OCCプロセスによる無酸素銅単結晶を使用。銀メッキを施している。

RE3PRO

ハウジングは純アルミニウム製で、高度な5軸CNCマシニングにより、1つのソリッドブロックから精密に削り出して作られている。この工程により、不要な共振を排除し、外部からの電磁波干渉を遮断。高剛性かつ軽量な構造により、ライバーのリニアな動きが正確に保たれ、歪みのないピュアなサウンドになったという。

表面はサンドブラスト処理で、滑らかで高級感のあるマットな質感に仕上げた。アルマイト処理も施し、耐傷性と耐腐食性を強化。トッププレートのエッジは精密なダイヤモンドCカット。

内部にはデュアル・マグネットとデュアル・チャンバーを備えた次世代10mmダイナミック・ドライバーを搭載。磁力を最大化し、正確な振動板コントロールとよりキレの良い低音を実現するという。

カーボンナノチューブでコーティングされた振動板は、軽量ながら高剛性で、内部ダンピング特性にも優れ、不要共振やブレークアップモードを抑制。振動下でも構造的完全性を維持し、撓みや部分振動を最小限に抑制している。

高密度SUS304ステンレスのキャビティが、内部の空気圧を安定させ、振動を低減。デュアルマグネット、デュアルキャビティにより、磁束密度を高めて振動板をより強力に駆動。より素早いトランジェント・レスポンスが得られたという。

内部パイプダクトにより、空気の流れを調整し、定在波をコントロール。「フラットでありながら、音楽的なシグネチャーを実現」したという。パイプの内径は、低音のロールオフを形成し、中高域を自然に拡張するように調整。これにより明瞭度が維持され、ボーカルのマスキングが防止され、きめ細かな高音域を実現している。周波数帯域は20Hz~20kHz、インピーダンスは30Ω±15。感度は105dB。

0.78mm 2ピンでケーブル着脱も可能。付属ケーブルはOCC銅に銀メッキを施したもの。EVAスエードポーチなども付属する。イヤーピースも進化。半透明のホワイトになり、見た目がすっきりし、ホコリが目立ちにくくなり、フィット感と密閉性も向上させている。

入力プラグは4.4mmバランス。これを3.5mmアンバランスに変換するプラグも同梱する。