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ソニーのスマートウォッチwena wristにスクエアヘッドの新モデル。スワロフスキー版も

 ソニーは、腕時計のバンド部分にスマートウォッチの機能を内蔵した「wena wrist Three Hands Square」を6月30日に発売する。ヘッド部とバンド部のセットモデルのシルバーが43,880円、プレミアムブラックが47,880円。文字板にスワロフスキー・クリスタルをあしらった「Three Hands Square -Crystal Edition-」も用意し、シルバー(WN-WT12S)が55,380円、プレミアムブラック(WN-WT12B)が59,380円。

wena wrist Three Hands Square(シルバー)

 ヘッド部単品モデル「Three Hands Square Head」も用意。シルバー(WN-WT11S-H)が10,380円、プレミアムブラック(WN-WT11B-H)が11,380円。ヘッド部のスワロフスキー・クリスタルモデルは、シルバー(WN-WT12S-H)が16,380円、プレミアムブラック(WN-WT12B-H)が17,380円。

ヘッド部(シルバー)

 ソニーの新規事業創出プログラム「SAP」(Seed Acceleration Program)から生まれたwena projectの新製品。スマートウォッチ機能を備えたステンレスバンド部に、長方形型のアナログ時計のヘッド部を採用し、女性をターゲットとしている。普段ポケットのない服装で、財布やスマートフォンをカバンに入れている人などにも使いやすいのが特徴。

 非接触ICカード技術のFeliCaを活用した電子マネー機能により、手首をかざしておサイフケータイ対応サービスを利用可能。スマホの通知機能は、電話やメールの着信、SNSなどの更新を、7色のLEDと振動で知らせるもの。また、活動量計により、一日の歩数や消費カロリーなどを専用アプリで確認できる。歩数の目標値を設定し、その達成度を確認することも可能。

Three Hands Square(シルバー)
Three Hands Square(プレミアムブラック)

 新開発のヘッド部は、大幅に小型/軽量化。従来モデル「Three Hands」の約55g、「Chronograph」の約73gに比べて、新モデルは約18g(Crystal Editionは約17g)となっている。また、ヘッド部側面の曲線をステンレスバンド部と滑らかにつなぐことで、時計としての一体感を高め、腕の細い人にもフィットし、軽快な着け心地を実現したという。従来モデルと同様に、ムーブメントを含めたヘッド部の設計・製造は、シチズン時計が担当した。

 シルバーモデルは中心から放射状に光るサンレイ加工を施し、ブラックモデルは金属感がありながらもマットな質感に仕上げた。両モデルの目盛りには、立体感のある金属の植字を採用している。

 「Crystal Edition」は、文字板のローマ数字を囲むように、スワロフスキー・クリスタルを配置。文字板にはマザーオブパール(真珠母貝)を採用し、華やかさを演出した。「Crystal Edition(ヘッド+バンド)」には、700セット限定の初回特典として、スワロフスキー・クリスタルを使用した特製ブレスレットが同梱され、パッケージも限定仕様となる。

Crystal Editionのヘッド部(シルバー)
Crystal Editionのヘッド部(プレミアムブラック)
Crystal Editionは数量限定の初回特典としてブレスレットも同梱
Crystal Edition初回限定版のパッケージ