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ソニー、腕時計が電子マネー対応になるwenaレザーバンド。ステンレスバンド単品も
2017年7月3日 14:32
ソニーは、レザー製の腕時計用バンド部分に電子マネー機能を内蔵した「wena wrist leather」を12月下旬に発売する。価格は8,380円。対応ラグ幅が18mmの「WC-18E0N」、20mm「WC-20E0N」、22mm「WC-22E0N」の3種類で、カラーは18mmがブラック(B)/ワインレッド(R)/ホワイト(W)の3色、20/22mmがブラック(B)とタウニーブラウン(T)の2色。
また、既発売のスマートウォッチ「wena wrist」のステンレスバンド部分を7月11日より単品販売開始。これにより、手持ちの腕時計を電子マネー機能/スマホ通知機能/活動ログ機能対応にできる。価格はシルバー(WN-WB01S)が33,880円、ブラック(WN-WB01B)が36,880円。対応ラグ幅は22mmだが、別売のエンドピースを使うことで18mm、20mmの腕時計にも対応する。
既存のwena wrist純正ヘッド部と、今回発売のステンレスバンド、wena wrist leatherの組み合わせは40種類となり、好みに合わせて選べるようになる。
レザーバンドに小型FeliCa搭載の「wena wrist leather」
wena wrist leatherは、新開発の小型FeliCaモジュールをレザーバンドに内蔵。手持ちの腕時計に付け替えると、電子マネー決済(楽天Edy)を利用できる。Edyのチャージ(入金)は、コンビニなど全国100,000カ所以上の店舗のレジで現金で行なえる。
バンド幅は18mm、20mm、22mmの3サイズ、カラーバリエーションは4種類で、様々なタイプの腕時計に取り付けられる。充電やスマートフォンとの連携は不要で、簡単に使い始められるという。なお、ステンレスバンドとは異なり、フェリカネットワークスの「おサイフリンク」アプリには対応しない。
バンド部の素材は、本革の中でも、しわが少なくきめが細かい国内加工のカーフレザーを使用。色によって最適ななめし方を選んでいる。「ブラック」、「タウニーブラウン」、「ワインレッド」は、使い込むほどに革本来の風合いが引き出される植物由来のタンニンなめし革を使用、「ホワイト」は、よりクリーンな発色に優れるクロムなめし革を採用した。
バンド内部へのFeliCaモジュールの組み込みは手作業で仕上げを行ない、「腕時計のパーツとしても十分にこだわったクオリティ」としている。
FeliCaモジュールはIPX7相当の防水性能を持ち、湿気や雨などから電子マネー機能を守る。ただし、レザー素材は水や汗の影響により色落ちやシミになる場合がある。