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Oriolus、「ES9018S」2基搭載のDACアンプ「CEIBA」と、真空管アンプ「OAK」

 サイラスは、Oriolusブランドのポータブルヘッドフォンアンプ2機種を7月15日に発売する。4日から予約受付を開始。価格は、DACも搭載した「BD-10 CEIBA(セイバ)」が62,800円(税込)、真空管アンプの「BA-10 OAK(オーク)」が49,800円(税込)。

CEIBAとOAKを併用しているイメージ

 個別に販売するが、「CEIBAとOAKを併用することで、さらなる高音質化が可能。Oriolusが考える至高の音を表現。HIROSE製6pinバランス端子でLRグランドまでも分離し、ノイズを徹底的に抑制。Oriolusイヤフォンの性能を最大限に引き出すことができる」とする。

DAC搭載のBD-10 CEIBA

 DACチップに、据え置き機器にも使われるESSの「ES9018S」を2基採用。最大でPCM 384kHz/32bit、DSD 11.2MHz、DXD 352.8kHz/32bitまでサポート。DSDはネイティブ再生が可能。

DAC搭載のBD-10 CEIBA

 入力として、USB、同軸、光デジタル、アナログラインを装備。USBはiPhoneやAndroid端末との接続もサポート。ただし、iPhoneの場合は別途USBカメラアダプタが必要。

 出力として、ステレオミニに加え、HIROSE製6pinバランス端子も装備する。

フロントパネル
背面
iPhoneとCEIBA+OAKを組み合わせたところ

 アンプ部分の周波数特性は12.5Hz~20kHz、±0.1dB。SN比は118dB。最大出力は340mW×2ch(32Ω)。組み合わせるイヤフォンの推奨インピーダンスは8~300Ω。リチウムポリマーバッテリを搭載し、電池持続時間はアンプの利用で連続約23時間、DACは10時間。充電時間は約11時間。外形寸法は75×135×21.5mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は290g。

真空管アンプのBA-10 OAK

 デュアルチャンネル真空管を2基搭載し、「力強く美しいサウンドを実現」したというポータブルアンプ。

真空管アンプのBA-10 OAK

 ステレオミニのアンバランス入力に加え、HIROSE製6pinバランス入力端子も装備。出力はステレオミニと、2.5mm 4極のバランスも搭載する。高品位なフィルターコンデンサも採用する事で、ノイズの少ないクリアなサウンドを追求した。

 SN比は110dB、最大出力は250mW×2ch(32Ω)。推奨インピーダンスは8~300Ω。電源 内蔵リチウムポリマーバッテリで、持続時間は連続7時間。外形寸法は74×135×26mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は350g。

フロント
背面
6pinケーブルでバランス接続できる

「あなたの多段を魅せて」キャンペーンも実施

 CEIBAとOAKの組み合わせに、ポータブルプレーヤーを加えると3段重ねとなる。こうした「純正DAC&アンプシステム」をアピールするために、Twitter上でDAPやDAC、アンプなどを重ねた写真を募集、1人にOriolusのハイブリッドイヤホン「Forsteni」をプレゼントするキャンペーンも実施する。

 募集期間は7月4日から、7月15日まで。「#あなたの多段を魅せて」のハッシュタグをつけて写真をツイートする。詳細はサイラスのページを参照のこと。