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TCL、スーパー量子ドット搭載のミニLED液晶。エリア分割2万&ピーク輝度1万

量子ドット×ミニLED液晶テレビ「X11L」シリーズ

TCLは、米国で開催中のテクノロジー見本市「CES 2026」にて、スーパー量子ドット(SQD)を採用したミニLED液晶テレビ「X11L」シリーズを発表した。BT.2020色域を100%カバーしているほか、最大20,000のローカルディミング、最大10,000ニットのピーク輝度、そして最新のDolby Vision 2 Maxをサポートする。

北米地域で予約注文をスタートしており、各サイズと価格は以下の通り。

ラインナップ
・75型「75X11L」 6,999.99$
・85型「85X11L」 7,999.99$
・98型「98X11L」 9,999.99$

“究極の新LCDパネル”と謳う「CSOT WHVA 2.0 Ultra」液晶パネルを搭載。従来の広視野角、高コントラスト(7,000:1)、ベゼルがほとんどないZeroBorder加工、低反射フイルムなどの性能に、新たにディープカラーシステム(スーパー量子ドット、CSOT UltraColorフィルター、高度な色純度アルゴリズム)を追加した。

従来の量子ドットと、スーパー量子ドットの比較

今回のディープカラーシステムにより、BT.2020色域でカバー率100%を実現。「RGBミニLEDテレビ技術で発生する可能性のある『カラークロストーク』、別名『カラーブルーミング』などの色アーティファクトを最小限に抑える」とする。

ローカルディミング分割数は最大20,000。北米エリアで展開するプレミアムモデル「QM9K」の3倍以上の分割数で、高いコントラストを可能にした。また最大10,000ニットのピーク輝度により、鮮やかな鏡面ハイライトを生成。あらゆる室内照明下で驚異的な画質が保証される、という。

ミニLEDの駆動には、新しい26ビットバックライトコントローラーを使用。マイクロOD設計や制御アルゴリズムなど、全領域でハローを抑制する技術も導入した。処理エンジンは、新しいTSR AIプロセッサーを採用。AI技術を活用し、入力信号に応じて解像度やコントラスト、色、動き、バックライトなどを動的かつ高精度に制御する。

Google TV向けのGeminiを搭載。ユーザーはGeminiに話しかけることで、次に見たい番組を見つける、興味のある動画を探す、などの操作がより簡単に行なえる。

Bang&Olufsenオーディオにより、高音、中音域、中低音、ダイアログ、サウンドステージを強化。クリアなサウンドを提供する。またオプションのワイヤレスサブウーファーを追加可能。オーディオ体験をさらに高めたい場合は、TCL Dolby Atmos FlexConnectスピーカーも追加できる。

このほか、視聴環境に応じてテレビのHDR映像を最適化するDolby Vision 2 Maxや、コンソールなしでゲームが楽しめる「Xbox Game Pass」アプリなどの機能も備えている。