ニュース

ソニー、32万円の業務用24型フルHD液晶モニター「LMD-B240」

  ソニーは、放送局やプロダクションなどのコンテンツ制作業務向け24型フルHD液晶モニター「LMD-B240」を9月中旬より発売する。価格は32万円。

LMD-B240

 23.8型/1,920×1,080ドットのフルHD液晶パネルを採用。アンチグレア仕様の広視野角パネルにより、さまざまな角度から鮮明な映像を視認でき、視野角は178度。

 1台のモニターでフレームレートや解像度の異なる映像信号を左右2画面に分割表示できる「シンクフリーサイドバイサイド」機能を搭載。非同期の入力信号にも対応し、解像度やフレームレートが異なる信号でも1フレーム以内の低遅延で表示できる。フォーカスアシスト機能も備えており、撮影用モニターとしても利用可能。

「シンクフリーサイドバイサイド」機能

 デザインや操作性は、ソニーの業務用有機ELモニター「PVM-Aシリーズ」や液晶モニター「LMD-Aシリーズ」と揃え、混在運用に対応。消費電力はLMD-A240比で、20%低減し、重量も15%軽量化した。業務用モニターのベーシックシリーズとして、放送局やプロダクション、CATVなどのコンテンツ制作や、医療、研究、セキュリティー、ファクトリー・オートメーション(FA)などに展開する。

 2W×2chのステレオスピーカーを内蔵。入力端子は、SDI(BNC×2)と、HDMI、コンポジット(BNC)、アナログ音声(ステレオミニ)。出力はSDI(BNC×1)、コンポジット(BNC)、音声モニター(ステレオミニ)、ヘッドフォン(ステレオミニ)。パラレルリモートや、RJ-45も備えている。

背面

 消費電力は最大約41W、平均約29W。モニタースタンドを含む外形寸法は563×165×397.6mm(幅×奥行き×高さ)、重量は6.4kg。