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LINE MUSICが楽曲ダウンロード販売開始

 音楽配信サービスのLINE MUSICは、楽曲のダウンロード販売を11日から開始した。LINE MUSICアプリ内で「MUSICコイン」をチャージして楽曲購入する形となり、有料会員以外も利用可能。MUSICコインはiOS版が120円から、Android版は100円から用意する。利用するにはiOS/Android用アプリをVer.3.2.0にアップデートする必要がある。

LINE MUSICが楽曲のダウンロード販売を開始

 LINE MUSICは定額制のストリーミング音楽配信サービスとして'15年6月から展開中だが、新たに1曲づつ楽曲単位で購入できるダウンロード販売にも対応。ストリーミング配信されていないアーティストの楽曲も、ダウンロード購入して楽しめる。LINE MUSICの有料会員以外も購入可能で、購入楽曲はストリーミング配信曲と一緒のプレイリストに入れて聴ける。

 LINEのトーク画面から友人にシェアしたり、LINEのプロフィールBGMやLINE無料通話の着信音への設定も可能。呼出音には設定できないが、有料会員(プレミアム/ベーシック)であればストリーミング曲を設定できる。

 LINE MUSICでは、「“月額聴き放題”と“楽曲ダウンロード販売”を連携させた総合音楽サービスを目指す」としている。

 また、楽曲のダウンロード販売開始に合わせ、新規ユーザーを対象に、再生時間制限のないプレミアムプラン(月額960円)を3カ月間無料で使える"リッチなフリートライアル"を提供。決済情報を登録するだけでLINE MUSICのすべての機能を試すことができ、期間内に解約すれば課金は発生しない。

 このほか、アプリのVer.3.2.0では、オフライン再生機能において、保存できる曲数の制限がなくなり、スマホの端末容量まで保存できるようになった。また、1曲ずつ保存した曲や、アルバム/プレイリスト単位で保存した曲を、すべて「ソングタブ」で一括チェックしたり、まとめ聴きも可能になる。