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360度動画や広角歪み補正対応の編集ソフト「Pinnacle Studio 21」

 コーレルは、ビデオ編集ソフト「Pinnacle Studio 21」シリーズを8月23日より発売する。3バージョン構成で、ダウンロード版の価格は「Pinnacle Studio 21」が4,980円、「Pinnacle Studio 21 Plus」が10,880円、「Pinnacle Studio 21 Ultimate」が16,800円。対応OSはWindow 7/8/10。

Pinnacle Studio 21

 最上位のUltimateは4KやHEVC(H.265)の映像をサポートし、360度動画の編集にも対応。ビデオ/オーディオのトラック数は無制限(通常版は6、Plusは24)。新たに、映像に漫画や水彩画のような効果を追加できる「ペイントエフェクト」や、異なるクリップ同士をトランジションでスムーズに繋ぐ「モーフィング遷移」を追加した。

 UltimateとPlus共通の新機能として、建物や水平線などを広角レンズで撮影した際の映像の歪み補正を追加。どちらも画面上で動くオブジェクトに追従するモーション トラッキング(Ultimateはモザイクぼかしも可能)や、XAVC Sフォーマットに対応する。

Ultimateの新機能「ペイントエフェクト」

 新しいユーザーインターフェイスを採用し、必要なツールに素早くアクセスして効率的なビデオ編集が可能とする。全てのバージョンでテキストを3Dで印象的なタイトルデザインにカスタマイズできる「モーション3Dタイトル」機能を追加。従来バージョンから引き続き「マルチカメラ編集」機能を備え、通常版のPinnacle Studio 21は2台、Plusは4台、Ultimateは6台まで扱える。複数のビデオストリームを同時に表示する「画面分割ビデオ」や、ロイヤリティフリー楽曲のライブラリも搭載する。

 テンプレートの種類は3バージョンで異なり、通常版は1,500種類以上、Plusは1,800種類以上、Ultimateは2,000種類以上のビデオエフェクト、トランジション、タイトル、テンプレートを利用可能。Ultimateにはプレミアムエフェクトとして、さまざまなプラグインやプリセットを用意した「NewBlue Video Essentials 5」が加わる。

Pinnacle Studio 21シリーズの編集画面