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コーレル、360度動画編集の「Pinnacle Studio 20」、240fps対応「WinDVD 12」など

 コーレルは、ビデオ編集ソフト「Pinnacle Studio 20」と、再生ソフトの「Corel WinDVD」、ビデオ/静止画編集やディスク書き込みソフトなどをセットにした「Roxio Creator NXT 5」を、1月20日から店頭販売する。価格は「Pinnacle Studio 20 Ultimate」が24,800円、「WinDVD Pro 12」が7,800円、「WinDVD Ultimate 12」が9,800円、「Roxio Creator NXT 5」が7,800円、「Roxio Creator NXT Pro 5」が12,900円。いずれも対応OSは、Windows 7/8.1/10。

Pinnacle Studio 20 Ultimate

Pinnacle Studio 20

 4KやHDに加え、360度動画の編集にも対応したソフト。2,000以上のエフェクト、タイトル、トランジションに加え、NewBlueによる高品質なエフェクトなども利用可能。DVD書き込み用のテンプレートも100種類以上用意している。

 新機能として、画面上で動くオブジェクトを追跡し、テキストやモザイクなどを施すモーション トラッキング機能を追加。6台のカメラからの映像を駆使して、ダイナミックなビデオを作成する事もでき、映像を確認しながらアングルを変えたり、切り取り/削除、トランジションの追加なども可能。

 360度動画の編集用に、コントロールとサポート機能も強化。編集してタイトルを追加したり、ビデオにパスを設定して標準形式に変換する事もできる。

 会話やナレーションを入れる事や、検出した音声に合わせ、背後の音量を自動調整する事もできる。

WinDVD 12

 4K映像、HEVC(H.265)、3D映像、DVD、Blu-rayなどの再生ができるソフト。インターフェイスを刷新。直感的なコントロールで、映像と音声を簡単に調整できるという。

WinDVD Ultimate 12

 240fpsでの再生も可能。フレームレートを上げて中間フレームを補間し、高速モーションで発生する小刻みな揺れを低減する事もできる。

 SDをHDにアップスケーリングして再生したり、GPUアクセラレーションを使ったアップスケーリングにも対応。Blu-ray 3D再生もサポートし、2D動画を3Dに変換する機能も備えている。

 プレイリストやブックマークツールも用意。タイムストレッチ機能を使い、最大2倍の高速再生や、2分の1のスロー再生も可能。

 上位版の「WinDVD Ultimate 12」には「チューブとニコニコ、録り放題 4」が付属する。

Roxio Creator NXT 5

 データ書き込みや、ビデオ、写真、音楽の取り込み、調整、変換、ディスク作成、共有機能を揃えたセット。

Roxio Creator NXT Pro 5

 動画編集では新機能として、マルチカメラエディタを搭載。複数のアングルから撮影したカメラの映像を、オーディオやマーカー、撮影日時、または手動で同期して編集できる。Creator NXT 5では2アングル、NXT Pro 5では最大4アングルの同時編集が可能。

 写真編集の「Corel AfterShot 3」は、RAWの変換や調整に必要な機能を搭載。シンプルな管理機能で写真の整理、選択表示を1カ所で行なったり、使いやすいワークフローで編集作業を効率化できるという。

 NXT Pro 5には、写真編集の「PaintShop Pro X8」も付属。写真編集からデジタルアートの作成まで、イメージ編集に関する幅広いニーズに対応できるという。

 デスクトップのツールにファイルやフォルダをドラッグ&ドロップするだけで、ディスク書き込みやコピーが可能な「Roxio Burn 4」も同梱。NXT Pro 5 付属版には暗号化ツールが含まれるほか、一度に複数のディスクまたはUSBストレージに書き込むこともできる。