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TVをスマート化できる4K/HDR対応Android TV、ピクセラ「Smart Box」。約14,800円

 ピクセラは、Android TVを採用し、4K/HDRにも対応、テレビに接続して動画配信などが楽しめる「Smart Box(KSTB5043)」を10月6日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は14,800円前後。

Smart Box(KSTB5043)

 リモコンが付属する小型のSTB。Android TV 7.0を採用し、Google PlayからAndroid TV向けの各種アプリをダウンロードして利用できる。8GBのストレージメモリ、2GBのメモリを搭載。チップセットはAmlogic製のクアッドコア「S905D」。ZEROウイルスセキュリティもプリインストールしている。

 マイク付きのリモコンを同梱しており、音声での検索も可能。様々なアプリを横断的に検索できる。

リモコンが付属。音声検索も可能

 スマートフォンとの連携も可能。キャスト機能を備えており、スマホで閲覧しているコンテンツや画面を、Smart Boxへとキャストし、テレビに表示できる。

 なお、TVチューナは搭載していないが、今後の予定として、ピクセラ製のAndroidもサポートしたUSB接続チューナ「PIX-DT295」、「PIX-DT295W」を接続し、テレビ機能を利用できるようにする事も検討されている。

 映像はH.265/HEVCの4K/60pや、MPEG-4 AVC/H.264、VC-1、MPEG-1/2/4、VP9のデコードが可能。プリインストールされているYouTubeのほか、niconico、Abema TVなど、アプリを追加した動画配信サービスが楽しめる。なお、Netflixには現時点で対応していないが、対応は検討中だという。

 IEEE 802.11a/b/g/n/acの無線LANを備え、2.4GGHz/5GHzに対応。有線LAN端子も備えている。出力はHDMI 2.0(HDCP2.2)を1系統、光デジタル音声出力も1系統用意する。

 Bluetooth 4.2(BLE)もサポート。電源は付属のACアダプタを使用。外形寸法は125×125×28mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は150g。

背面。光デジタル出力も装備
前面にもUSB端子を装備

 なお、ピクセラは、NTT東日本、NTT西日本から提供される「フレッツ光ネクスト」相当の回線をプロバイダサービスとセットで利用できる、光ブロードバンドサービスの「ピクセラ光」を9月20日より受付開始。固定電話番号を利用できる「ピクセラ光電話」や、アンテナ不要で楽しめる「ピクセラ光テレビ」を含む各種オプションを用意。

ピクセラ光

 「ピクセラ光」に、Smart Boxと、動画配信サービス「VideoMarket」、ウイルス対策の「スーパーセキュリティ for Android TV」をセットにした「Smart Box VODパック」も10月6日より受付開始。ファミリータイプ・マンションタイプどちらも業界最安値という月額費用で利用できる「ずっと割」が適用となる。詳細は専用ページを参照のこと。