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ヤマハ、「GT思想」と最新技術を融合させたハイエンドレコードプレーヤーを初披露

 国内外のオーディオブランドが一堂に会する展示会「2017東京インターナショナルオーディオショウ」が、東京・有楽町の東京国際フォーラムで9月29日に開幕。ヤマハミュージックジャパンがブースにおいて、レコードプレーヤーを参考出品した。発売日や価格は未定だが、「ハイエンドモデルになる」という。

「2017東京インターナショナルオーディオショウ」で参考展示された、ヤマハのレコードプレーヤー

 ヤマハは1954年にレコードプレーヤーを発売。以降、1975年に発売した高級プレーヤー「YP-1000」、1978年のシンメトリカルリニアアーム搭載「PX-1」、CD誕生の年である1982年には、アナログの原点に立ち還り、完全マニュアル操作の大型プレーヤー「GT-2000」をリリースするなど、多くのモデルを投入してきた。今回の参考展示モデルは、それらに続く、新たなフラッグシップモデルと位置付けられている。

 詳細は明らかにされていないが、Gigantic & Tremendousというヤマハの「GT設計思想」を受け継ぎながら、現代の技術を取り入れて開発したという。ベルトドライブ方式で、ショートタイプのストレートトーンアームを採用。筐体は非常に分厚く、かつてのGT-2000Xとほぼ同じ厚さだという。

ストレートトーンアームを採用
筐体は非常に分厚い
脚部
ボタン類

 「2017東京インターナショナルオーディオショウ」の会期は10月1日までの3日間。入場無料だが、当日またはWebでの事前登録が必要。主催は日本インターナショナルオーディオ協議会(IASJ)。アナログプレーヤーからハイレゾまで、輸入商社らが世界各国のオーディオ機器を紹介するイベントとなっている。