ニュース

ヤマハ、11.2ch AVプリアンプ「CX-A5200」。ワイヤレス再生対応レコードプレーヤーも

 ヤマハは、IFA 2018において、AVENTAGEシリーズのAVプリアンプ「CX-A5200」や、アナログレコードプレーヤー「GT-5000」などの製品を出展。また、レコードの音声をワイヤレスで伝送できる無線LAN搭載プレーヤー「MusicCAST VINYL 500」なども展示している。

アナログレコードプレーヤー「GT-5000」

 「CX-A5200」は、AVENTAGEシリーズの11.2ch AVプリアンプ。ESS製DAC「SABRE 9026PRO」を2基搭載。AIを活用し、映画などのコンテンツに合わせてサラウンドを自動で最適化できることなどが特徴。会話なども聞き取りやすくできるという。HDMI出力は3系統装備する。

 同製品と組み合わせるパワーアンプとして、高出力の大型トロイダルトランスなどを搭載した150W/ch出力(8Ω)の「MX-A5200」を用意する。

AVENTAGEシリーズの11.2ch AVプリアンプ「CX-A5200」

 アナログレコードプレーヤー「GT-5000」は、これまで日本国内のイベントでも展示されていたヤマハの最上位モデル。1982年に発売した「GT-2000」に代表される、「GT(Gigantic& Tremendous)コンセプト」を引き継ぐ新世代のフラッグシップと位置付けられている。ベルトドライブ駆動で、ストレートのショートトーンアームを装備。ターンテーブル部はアルミ製。

 プリアンプ「C-5000」は完全シンメトリーの信号経路を備え、低インピーダンス構造や、デュアルトロイダルトランスなどを採用する。

 パワーアンプ「M-5000」は、400/200/100W出力(2/4/8Ω)で、左右対称の独立構造や、信号伝送経路の最短化などを行なっている。

レコードプレーヤー「GT-5000」(中央)と、プリアンプの「C-5000」(左奥)、パワーアンプ「M-5000」(右奥)

 ネットワーク再生の「MusicCast」対応製品も充実。ワイヤレススピーカー「MusicCast 50」や「MusicCast 20」などに加え、新たに無線LAN搭載のアナログレコードプレーヤー「MusicCast VINYL 500」も展示されている。

 ベルトドライブのプレーヤーで、再生するレコードを他のMusicCast製品へワイヤレスで伝送可能。フォノ/ライン出力も備える。本体カラーはブラックとホワイト。

無線LAN搭載のアナログレコードプレーヤー「MusicCast VINYL 500」(ブラック)
「MusicCast VINYL 500」(ホワイト)
レコードの音声を、他のMusicCast製品へワイヤレス伝送して聴くことなどが可能