ゼンハイザー、実売2万円のモニターヘッドフォン「HD380PRO」

-HDシリーズ3機種やスポーツモデルも


HD380PRO

4月発売

標準価格:オープンプライス

 ゼンハイザージャパン株式会社は、プロユースも想定したモニターヘッドフォン「HD380PRO」を4月に発売した。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2万円前後の見込み。

 さらに、コンパクトなハウジングを採用したHD200シリーズ3製品も4月に発売。HD218、HD228、HD238をラインナップし、価格はオープンプライス。店頭予想価格はHD218が5,000円前後、HD228が7,000円前後、HD238が1万円前後の見込み。

 また、4月にはスポーツでの使用を想定したヘッドフォン/イヤフォン合計3機種も発売する。価格は全てオープンプライス。店頭予想価格は全モデル5,000円前後の見込み。

 

 型番仕様店頭予想価格
モニター
ヘッドフォン
HD380PRO密閉型20,000円前後
HDシリーズHD238オープンエア10,000円前後
HD228密閉型7,000円前後
HD218密閉型5,000円前後
スポーツタイプPMX80 SPORT IIネックバンド5,000円前後
OMX80 SPORT II耳掛け型5,000円前後
MX85 SPORT IIインナーイヤー型5,000円前後



 

■ HD380PRO

着脱可能なカールコードを採用
 プロユースも想定したモニターヘッドフォン。着脱可能なカールコードを採用するほか、折りたたみにも対応している。

 ダイナミック型ユニットを採用したヘッドフォンで、ハウジングは密閉型。再生周波数帯域は8Hz~27kHz。インピーダンスは54Ω。感度は110dB。ケーブル長は1.3mで片出し。プラグはステレオミニのストレートで、標準プラグへの変換アダプタも同梱。ケーブルを除いた重量は約235g。キャリングケースが付属する。


 

 

■ HDシリーズ

コンパクトなハウジングを採用し、屋外での利用も想定したヘッドフォン。ただし、最上位モデル「HD238」はハウジングがメッシュになったオープンエア型。下位モデルの「HD228/218」は密閉型となっている。

 ユニットはいずれもダイナミック型。プラグはステレオミニのストレートで、ケーブル長は1.4m。各モデルの仕様は以下の通り。

HD238HD228HD218

 HD238HD228HD218
タイプオープンエア密閉密閉
再生周波数帯域16Hz~23kHz18Hz~22kHz19Hz~21kHz
インピーダンス32Ω24Ω24Ω
音圧レベル114dB110dB108dB
ケーブル長1.4m
重量
(ケーブル除く)
107g96g96g



■ スポーツタイプ

 装着性を高め、ジョギングなどのスポーツ中でも使用できるというヘッドフォン/イヤフォン。「PMX80」はネックバンドタイプ。「OMX80」はフレキシブルな耳掛けハンガーを採用。「MX85」は耳の上部でホールドするための突起「ツイスト・トゥ・フィット」を備えたインナーイヤー型。

 3タイプとも、キャリングポーチが付属する。

PMX80 SPORT IIOMX80 SPORT IIMX85 SPORT II

 

 PMX80
SPORT II
OMX80
SPORT II
MX85
SPORT II
タイプネックバンド型耳掛け式インナーイヤー
再生周波数帯域19Hz~21kHz18Hz~21kHz18Hz~21kHz
インピーダンス64Ω
音圧レベル121dB114dB117dB
ケーブル長1.2m
重量
(ケーブル除く)
16g11g11g

 □製品情報(PMX80)
http://www.sennheiser.co.jp/jp/icm_jp.nsf/root/products_headphones_classicline
□製品情報(OMX80)
http://www.sennheiser.co.jp/jp/icm_jp.nsf/root/502541?Open&print=
□製品情報(MX85)
http://www.sennheiser.co.jp/jp/icm_jp.nsf/root/502539?Open&print=

(2009年 4月 15日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]