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2021年度BSに新放送局、松竹と東急が「BS松竹東急」設立

2021年度のBS放送参入に向け、松竹と東急が新会社を設立

松竹グループの松竹ブロードキャスティングと東急は、2021年度の新BS放送局開局に向けて、放送法に基づく衛星基幹放送事業に関する合弁会社「BS松竹東急株式会社(BS松竹東急)」を7月22日に設立した。

松竹ブロードキャスティングと東急は、2019年3月に総務省から公表された「BS放送等に係る衛星基幹放送の業務の認定申請」に関する公募に共同で参入申請。その後9月にはBS松竹東急のほか、吉本興業、ウォルト・ディズニー・ジャパン、ジャパネットなどの申請が認められ、BS松竹東急については11月に総務省から総合編成の無料放送事業者として認定を受けていた。

今回2社によって設立されたBS松竹東急株式会社は資本金5億円(資本準備金含む)。持株構成は松竹ブロードキャスティングが60%、東急が40%。

今後、BS松竹東急は2021年度の開局に向けて、松竹グループが持つ映画やドラマ、歌舞伎、舞台といったコンテンツと、渋谷など東急線沿線を中心に、鉄道や商業施設などの多様な生活接点を持つ東急グループの強みをかけ合わせ、「幅広いジャンルで個性的な番組を制作し、新たな形のエンタテインメントの提供」を目指すとしている。

チャンネル名や放送する番組の概要、開局時期などは、決定次第発表される。