ニコニコ動画、アニメ「イヴの時間」の配信を開始

-2話と3話は生放送形式。全6話を順次配信予定


イヴの時間
(C) Yasuhiro YOSHIURA/DIRECTIONS, Inc.

4月7日より順次配信開始

視聴料:無料

 株式会社ニワンゴは7日、運営する「ニコニコ動画(ββ)」の「ニコニコアニメチャンネル」に、アニメ「イヴの時間」特設ページを開設。第1話の無料配信を開始した。

 さらに、4月9日には第2話、4月30日には第3話を、あらかじめ配信時間が決まっている生放送形式の「ニコニコ生放送」で無料配信する。開演時間は両日とも、22時から。

 なお、ニコニコアニメチャンネルの特設ページでは、今後も全6話(予定)までを順次配信予定だが、3話以降がどのような配信形式になるかは未定だという。

 個人制作したアニメ「ペイル・コクーン」で注目を集める吉浦康裕監督が、新作として手掛けている連続短編アニメ。Yahoo! 動画で配信されているほか、劇場でのオールナイト上映イベントなども実施。DVD化もされており、専用サイトやAmazonで3巻まで発売されている。

主人公のリクオ(右)と、自家用アンドロイド・サミィ

(C) Yasuhiro YOSHIURA/DIRECTIONS, Inc.
 舞台は未来の、日本と思われる場所。人間と見分けがつかないアンドロイドが実用化されているが、ロボット倫理委員会の影響で、人々はそれを“家電”として扱うことが常識となっている。高校生のリクオも、幼い頃からアンドロイドを便利な道具として利用しきた。

 だが、ある時、自家用アンドロイド・サミィの行動記録の中に、奇妙な言葉が含まれていることに気付く。親友のマサキとともにサミィの足跡を辿ると、そこには「イヴの時間」という一軒の喫茶店が。その店のルールは“人間とロボットを区別しないこと”だというのだが……。

 「イヴの時間」を中心に、人間とアンドロイドの奇妙な関係を、ユーモアを交えつつ、リアルに描いていく作品。声の出演は福山潤、野島健児、田中理恵、佐藤利奈、ゆかなほか。



(2009年 4月 7日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]