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日立、8倍録画/DLNA対応の“できる録画TV”「Wooo 03」

−プラズマ/液晶7機種。ネット強化や自動画質調整も


P50-XP03

4月25日より順次発売

標準価格:オープンプライス


 株式会社日立製作所は、録画機能を搭載した新薄型テレビ「Wooo 03」シリーズを4月下旬より順次発売する。プラズマは新パネル採用の4モデルを、液晶は32〜42型までの3モデルをラインナップする。価格はいずれもオープンプライス。

型番 サイズ 解像度 仕様 発売日 価格
プラズマ
P50-XP03 50型 1,920×1,080ドット 250GB HDD
iVDRスロット
DTCP-IP/DNLA
インテリジェント
オート高画質
5月下旬発売 42万円前後
P46-XP03 46型 37万円前後
P42-XP03 42型 32万円前後
P42-HP03 42型 1,024×768ドット 24万円前後
液晶
L42-XP03 42型 1,920×1,080ドット 250GB HDD
iVDRスロット
DTCP-IP/DNLA
IPSαパネル
インテリジェント
オート高画質
4月25日発売 32万円前後
L37-XP03 37型 27万円前後
L32-WP03 32型 1,366×768ドット 20万円前後

 同時に発表された「Wooo UT 8000シリーズ」とあわせて、全モデルで録画/ネットワーク対応する点が特徴。250GB HDDを内蔵するほか、着脱可能なHDD「iVDR」スロットを装備。MPEG-4 AVC/H.264トランスコーダを備えており、最高8倍の長時間録画が可能な「TSX8」モードを新搭載している。

 DLNA/DTCP-IPに全モデルで対応。アクトビラ ビデオのダウンロードにも対応している。さらに、周囲の明るさやコンテンツの内容から自動的に最適な画質に調節する「インテリジェント・オート高画質」機能も新搭載した。


■ プラズマ/液晶ともに画質向上。自動画質調整モードも搭載

・プラズマは動画解像度と黒表現を向上。液晶も新IPSαパネル採用

P50-XP03

 プラズマモデルは、最新の「ダイナミック・ブラックパネル」を全モデルで採用。50型の「P50-XP03」と46型の「P46-XP03」、42型の「P42-XP03」は1,920×1,080ドットのフルHD解像度で、コントラスト4万:1を実現した。42型「P42-HP03」は1,024×768ドットパネルでコントラストは30,000:1。

 いずれも黒輝度の低減とピーク輝度も向上により、“漆黒の黒”の表現力を飛躍的に向上。「立体的な映像を豊かに表現する」という。また、フルHDモデルでは動画解像度を1,080本まで向上している(従来モデルは900本)。P42-HP03は720本。また、新開発の「ピュアカラーフィルター」により、色再現範囲をHDTV放送規格の約125%まで拡大している。


P50-XP03(左)と従来モデルの比較。コントラストを大幅に向上した
L37-XP03

 液晶テレビは、42型「L42-XP03」と37型の「L37-XP03」が1,920×1,080ドットのフルHDパネルを採用。32型「L32-WP03」は1,366×768ドット。42型はVAパネル、37/32型は新開発のIPSαパネルを採用。いずれも半光沢処理を施しており、艶やかで立体感ある画質を実現したという。倍速駆動技術も採用している。全製品でx.v.Colorに対応、42/37型はDeep Colorにも対応する。


新パネルの採用などで消費電力を大幅に低下した

・自動画質調整モードを新搭載

 映像エンジンは1080p信号に対応した「Picture Master Full HD」を搭載。シーンごとのヒストグラム解析や画像認識などの制御を行なう「アドバンスドダイナミックコントラスト」や3次元カラーマネージメントなどにより画質の向上を図っている。

自動画質調整モードで、照明やコンテンツにあわせて画質を調整

 さらに、P42-HP03を除く全モデルで、「新なめらかシネマ」機能を搭載。60コマのテレビ映像信号から映画の24コマ信号を抽出し、独自の動き補間アルゴリズムで変換精度を向上し、自然な映画表現を可能とするという。また、1080/24p信号に対し、フィルム映画独特のテイストを再現するという「シネマスキャン」も搭載している。

 また、新たに「インテリジェント・オート高画質」を搭載。室内の明るさや表示映像に応じて最適な画質に調整する機能で、テレビ前面に内蔵したセンサーにより、室内の明るさや照明の色を判別。さらに、番組のジャンルや各種情報を独自のアルゴリズムで解析し、輝度や色温度、コントラストなどを自動制御。環境にあわせた最適な画質に調整する。

 他社製品でも同種の機能があるが、照明の種類も自動検出できるなどのアドバンテージがあるという。さらに、消費電力を算出し、照明環境とエコ効果の目安が“日立の樹”を模したアイコンで確認できる「エコ度表示」機能も備えている。


センサーオートが「インテリジェント・オート高画質」用モード 「エコ度表示」機能も インテリジェント・オート高画質の概要

 


■ 8倍録画に対応で、ハイライト再生も追加。ネットワークも大幅強化

内蔵HDDとiVDRへの録画が可能

 チューナは、地上/BS/110度CSデジタルを各2系統と、地上アナログを1系統装備。250GBのHDDを内蔵するほか、iVDR-Sスロットも備えており、別売iVDR-Sへ録画も可能となっている。

 HD映像のトランスコード技術「新XCodeHD」により、MPEG-4 AVC形式での録画も可能。新たにBSデジタル放送(24Mbps)をHD解像度のまま通常の8倍の長時間録画できるという「TSX8モード」を追加。250GB HDDに約200時間の録画が行なえるとする。

 録画モードは、TS(ストリーム記録)のほか、HD画質が、TSE(2倍/MPEG-2)/TSX4(4倍/AVC)/TSX8(8倍/AVC)の4モード。SD解像度のMPEG-2がXP/SP/LPとAVC記録のTSX24を用意する。ダビング10に対応する。

 また、独自のシーン解析アルゴリズムによる自動チャプタ設定機能「いいとこジャンプ」も備えている。さらに音楽番組の歌い出しや、サッカー、野球中継などのハイライトシーンを探しやすくした「みどころシーンサーチ」も搭載した。

TSX8モードを新たに搭載した Wooo 03の録画機能の特徴
録画番組表示画面もリニューアル

 録画番組表示画面もリニューアル。放送録画番組だけでなく、アクトビラからダウンロードしたコンテンツも一覧表示可能となった。さらに、SDHC/SDメモリーカードに記録した写真をHDDに取り込み/表示可能となった。

 ネットワーク機能も強化し、H03シリーズ全モデルで「アクトビラ ビデオ・フル」のダウンロードに対応。アクトビラの「TSUTAYA TV」から映画コンテンツをダウンロードし、内蔵HDD/iVDRに記録。ダビングできる。


AVネットワーク機能からDLNAサーバー/クライアント機能を呼び出し PC上のコンテンツ再生や、別のAVネットワーク対応Woooへのストリーミング配信が可能

 加えて、全モデルでDLNAとDTCP-IPに対応。DLNAサーバー/クライアントとして動作し、PCに保存されている動画をWoooから再生できるほか、内蔵HDDやiVDR-Sに録画した番組をLAN経由で対応のテレビやパソコンから再生できる。なお、UT770シリーズやプラズマ/液晶02シリーズ以前のWoooでは、AVC記録のTSX4/8/24モードで録画した番組をネットワーク経由で再生することはできない。

 専用のポータルサイト「Wooonet」も用意し、ショッピングや天気、ニュースなどが閲覧できる「DoTV」へのリンクや、PCから送信した動画/静止画を専用サーバーにアップロードすることで、離れた場所にあるWoooから、それらの動画/静止画が閲覧できる有料サービス「ビデオdeメール」も利用できる。また、新たにメッセージボード機能を搭載。テレビ1台について4人分の携帯電話を登録可能で、画面上の5枚のボードにメッセージを入力でき、家族の伝言板として利用できる。

 さらに、ヤフージャパンが6日から開始したテレビ版Yahoo! JAPANに対応。リモコンでYahoo!の検索や画像検索などが利用できる。


Wooonet テレビ版Yahoo! JAPANに対応 リモコン

 HDMIは3〜4系統装備。HDMIリンク機能「Woooリンク」に対応。対応レコーダやAVアンプなどをテレビのリモコンで操作可能。レコーダとの電源連動や、番組に合わせて自動でアンプのサラウンドモードを切り替えることも可能となっている。

 内蔵HDDの消費電力量を従来比で約1/3まで低減。さらに、液晶03シリーズではエコパネルの採用により、消費電力/年間消費電力量を削減した。プラズマ03シリーズでは、パネルの発光効率を改善。50型で約40%の年間消費電力削減を実現したという。

  プラズマ
  P50-XP03 P46-XP03 P42-XP03 P42-HP03
パネルサイズ 50V型 46V型 42V型 42V型
パネル解像度 1,920×1,080ドット 1,024×768ドット
動画解像度 1,080本以上 720本以上
コントラスト比 40,000:1 30,000:1
チューナ 地上/BS/110度デジタルチューナ×2、地上アナログチューナ×1
内蔵HDD ○(250GB)
iVポケット(iVDR)
スピーカー 6×12cm/2基(アンダースピーカー型)
音声出力 10W×2ch
入出力端子 HDMI入力×4(1080p対応)、D4入力×2、S映像入力×1、コンポジット入力×2、モニター出力×1、光デジタル音声出力×1、Ethernet×1、アナログ音声入力×4、ヘッドフォン出力×1、電話回線接続端子×1 HDMI入力×3(1080p対応)、D4入力×2、S映像入力×1、コンポジット入力×2、モニター出力×1、光デジタル音声出力×1、Ethernet×1、アナログ音声入力×4、ヘッドフォン出力×1、電話回線接続端子×1
消費電力 537W 507W 477W 365W
年間消費電力量 259kWh/年 229kWh/年 199kWh/年 180kWh/年
外形寸法
(幅×奥行き×高さ/
スタンド含まず)
1,242×98×804mm 1,162×98×758mm 1,084×98×711mm
重量(スタンド込み) 33.1kg(38.8kg) 30.1kg(35.8kg) 26.5kg(32.2kg) 25.1kg(30.8kg)


  液晶
  L42-XP03 L37-XP03 L32-WP03
パネルサイズ 42V型 37V型 32V型
パネル解像度 1,920×1,080ドット 1,366×768ドット
チューナ 地上/BS/110度デジタルチューナ×2、地上アナログチューナ×1
内蔵HDD ○(250GB)
iVポケット(iVDR)
スピーカー 4.5×12cm/2基
音声出力 10W×2ch
入出力端子 HDMI入力×3(1080p対応)、D4入力×2、S映像入力×1、コンポジット入力×2、モニター出力×1、光デジタル音声出力×1、Ethernet×1、アナログ音声入力×4、ヘッドフォン出力×1、電話回線接続端子×1
消費電力 165W 149W 105W
年間消費電力量 127kWh/年 117kWh/年 91kWh/年
外形寸法
(幅×奥行き×高さ/
スタンド含まず)
1,024×87×661mm 912×87×559mm 784×87×525mm
重量(スタンド込み) 21.5kg(23.9kg) 16.5kg(18.9kg) 13.4kg(14.9kg)

■ 録画、ネット、環境画質で「Yes,Wooo Can」

 日立製作所 コンシューマ事業グループ マーケティング事業部商品企画本部の山内浩人商品戦略企画部長は、Woooの03シリーズ、UT800シリーズを「できる録画テレビWooo」とし、全機種で録画、ネットワーク対応することをアピールしていくという。

 同社のテレビの方向性としては、「放送波を中心とした“受け身”のテレビではなく、通信環境の向上などにより、情報、ニュースのルートが拡大している。ユーザーの“アクティブウィンドウ”としてテレビを位置づける」とすうr。

 また、録画機能を備えた「録画テレビ」が、2008年度の約14%から、2009年には28%、2011年には50%まで拡大すると予測。市場調査においても“欲しい機能”のトップとして挙げられていることから、積極的に強化していく方針で、新Woooではニーズの高い長時間録画に対応したという。新しい「インテリジェントオート高画質」や省エネ性能の向上についても言及し、環境対応も訴えていくとする。

受身のテレビから、アクティブウィンドウへ 「できる録画テレビ」のコンセプト 2011年には50%が「録画テレビ」に

 録画、ネットワーク、環境画質の3つを核に、新モデルを展開。山内氏は「Yes, Wooo Can」というキャッチフレーズを紹介、積極的なテレビ事業展開をアピールした。

iVDRの優位性をアピール Yes, Wooo Can

200949日)

[ AV Watch編集部 臼田勤哉]



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