ランサー、1080p映像を最長100m伝送可能なHDMI延長機

-送受信機を5BNCで接続。HDオーディオ/CEC対応


送信機(上)と受信機(下)

4月10日発売

標準価格:オープンプライス


 ランサーリンク株式会社は、HDMI延長機「HD-TRXユニットプロフェッショナル」(HD-TRX Unit Pro)を4月10日に発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は69,800円。

 大型イベントや展示会場、ホームシアターなどでの利用を想定した、HDMI 1.3対応の延長機。1系統のHDMIを搭載した送信機と受信機の2台を用いて、両機の間を5本のBNCケーブル(RGB各1、クロック1、パワー1)で接続。延長による信号の減衰を防ぎ、1080p/8bitでは最長100mまで伝送できる(RG6 75Ωケーブル使用時)という。

 最大12bitのDeep Colorや、x.v.Colorに対応。1080p/12bit伝送時は最長75mの伝送が可能。送信機/受信機に接続するHDMIケーブルは、1080p/8bitでは送信機が3m、受信機が15mまでで、1080p/12bitでは送受信機とも各1mまでとなる。

 音声はリニアPCMの7.1/5.1/2chのほか、ドルビーTrueHD/ドルビーデジタルプラス/DTS-HD Master Audioのビットストリームにも対応する。パソコン接続時は1,920×1,200ドットの解像度もサポートする。HDMIのCECもサポートする。

 受信機/送信機はホットプラグ(HPD)に対応。受信機側の電源供給は、外部/内部の選択が行なえる。外形寸法と重量は送信機/受信機共通で125×110×30mm(幅×奥行き×高さ)、270g。



(2009年 4月 10日)

[AV Watch編集部 中林暁]