ハンファ、D1動画撮影可能なデジカメ付き水中マスク

　ハンファ・ジャパン株式会社は、D1解像度での動画撮影が可能なデジタルカメラ付き水中マスク「UDCM310」を7月中旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は16,800円前後の見込み。

マスク上部に500万画素CMOSのカメラを搭載

　同社が2008年8月に発売した「UDCM301」(直販価格12,800円)から、防水性能が水深5mから10mに向上した上位モデル。UDCM301は直サイトのみでの販売だったが、UDCM310は量販店のほか、ダイバーズショップでも取り扱う。

　撮像素子も300万画素CMOSから、1/2.5型500万画素CMOSに強化。それに伴い、動画の記録フォーマットが720×480ドット/30fpsのAVI(Motion JPEG)に、静止画の記録解像度は2,560×1,920ドットとなった。さらに、マイクも内蔵し、動画撮影時に音声も記録できる。なお、動画は4GBで約1時間の撮影が可能。

　また、本体カラーが黄色からブラックに変更されたほか、ベルトの取付け部分などに改良が施されている。さらに、従来の状態確認用LCDに加え、マスクを装着したままモード確認が可能なLEDを右側の視界上に設置するなど使い勝手も向上させている。

　レンズは35mm判換算で52mm、F2.8相当の単焦点。ホワイトバランスはオートのみで、ISO感度は100～200。16MBメモリ(データ保存域は10MB)を内蔵するほか、microSDHC/SDカードスロットも装備(8GBまで対応)。なお、動画の連続記録時は4GBで一旦停止する。電源は単4×2本で、アルカリ乾電池/ニッケル水素充電池/リチウム電池に対応。動画記録時の連続使用可能時間は、アルカリ乾電池で約20分、ニッケル水素充電池で約50分、リチウム電池で約120分。

　PCとUSB 2.0で接続でき、USBマスストレージクラスに対応。本体サイズは187×89×133mm(幅×奥行き×高さ)、本体のみの重量は約300g。携帯用の透明ケースなどが付属する。

液晶ディスプレイを備える	使用イメージ