ポーカロ・ライン、arteのピラミッド型音響パネル

-あらゆる角度からの音を調整。ピンで簡単取付


「Hi-End Show Tokyo 2009 SPRING」で展示されたもの

7月29日発売

標準価格:40,950円

 株式会社ポーカロ・ラインは、arteという国内メーカーのピラミッド型音響パネル「PYRAMID」を7月29日より発売する。価格は1個40,950円で、カラーはアイボリー(PW-IV)、ベージュ(PW-BE)の2種類を用意。別料金で特別色の注文も受け付ける。

設置イメージ。上がベージュ、下がアイボリー
 室内の壁などに設置し、余分な音を吸収したり、拡散させることで、音響環境をコントロールするパネル。ピラミッドのような形状が特徴で、あらゆる角度から届いた音をバランス良くコントロールするため、このような形状を採用している。また、インテリアとの調和もテーマにしたという。

 表面には直径の異なる大小のコントロールホールを配しており、低音から高音までを均一に拡散・吸収。設置すると壁から若干浮いた形になり、背面にもコントロールホールを用意。ピラミッド形状で増やした表面積をさらに大きくすることで、パネルサイズ以上の広範囲をコントロールできるとしている。

 サイズは600×600×80mm(縦×横×厚さ/ピラミッド部の厚さのみ)だが、壁面から浮かせて取り付けるため、全高は115mmとなる。重量が1.3kgと軽く、付属のピンで簡単に取り付けられる。

 同社では設置場所と効果について、2chのスピーカー間の壁(リスナーの正面)に設置すると音像の定位や奥行き感が明瞭に、左右の壁に取り付けると反射音をコントロールしてステレオイメージが鮮明に、後方の壁に取り付けると余分な反射音を吸収し、「より透明感のある空間になる」としている。



(2009年 7月 16日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]