サイズ、PC内蔵/据置き設置可能な2chデジタルアンプ

-実売5,980円。パッシブスピーカーやPC内蔵スピーカーも


「鎌ベイアンプKRO」(SDA-1100)

8月上旬発売

標準価格:オープンプライス


 株式会社サイズは、デスクトップPCに内蔵可能なデジタルアンプ「鎌ベイアンプKRO」(SDA-1100)と、鎌ベイアンプ用パッシブスピーカー「Kro Craft Speaker」(SCBKS-1000)を8月上旬より発売する。価格はともにオープンプライスで、店頭予想価格はSDA-1100が5,980円、SCBKS-1000が4,980円前後の見込み。

 さらに両モデルのセット商品「SCBKS-1000P」も同時期より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は9,980円前後の見込み。

 また、デスクトップPC内蔵タイプのアクティブ2chスピーカー「鎌ベイスピーカーACE」(SCBS-2000S)シリーズも8月上旬より発売。こちらも価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2,480円前後の見込み。ブラック(BK)とシルバー(S)の2色を用意する。

「Kro Craft Speaker」(SCBKS-1000)セットモデル「SCBKS-1000P」
「鎌ベイスピーカーACE」ブラックモデル「SCBS-2000S-BK」シルバーモデル「SCBS-2000S-S」

■ 鎌ベイアンプKRO

 デスクトップPCの5インチベイに収納して利用可能なデジタルアンプ。据置き設置も可能で、PCのほか、MP3プレーヤーや家庭用ゲーム機、オーディオ機器などと接続して利用できる。なお、PC内蔵時は側面パネルとゴム脚を外す必要がある。

フロントリア

ヤマハのデジタルアンプIC「YDA138」を搭載(イメージ図)

 デジタルアンプICは従来モデル(SDA-1000)と同じくヤマハの「YDA138」を搭載。最大出力は10W×2ch、S/N比は103dB。全高調波歪率は0.02%(1kHz/8Ω)。最大出力50mW×2chのヘッドフォンアンプも内蔵し、S/N比は95dB。

 SDA-1000からの変更点は、新基板を採用し、ノイズ対策を強化したこと。またボリュームつまみを無段階抵抗タイプに変更、アンプ本体天面に外装パネルを追加したことも挙げられる。さらに内蔵時にACアダプタやスピーカーケーブルをまとめられる専用ブラケットを追加した。

 背面にアナログ音声入力(RCA)と、スピーカーターミナルを装備。RCA端子とスピーカーターミナルには金メッキ処理が施される。前面にはヘッドフォン出力を備える。ミュートボタンも搭載。フロントパネルには肉厚のアルミパネルを採用する。

 付属の電源変換ケーブルにより、PC用電源から電源供給が行なえる。また、据置き時に使用できるよう、ACアダプタも同梱。外形寸法は152×113×41mm(幅×奥行き×高さ)、重量は約480g。


■ Kro Craft Speaker

 鎌ベイアンプなどと合わせて使用可能なパッシブ型の2ウェイスピーカー。ウーファは100mm径で、アルミ/パルプ張り合わせ逆ドーム振動板を採用。ツイータは25mm径のソフトドームを採用する。外形寸法が144×250×210mm(幅×奥行き×高さ)とデスクトップサイズで、重量は約2.9kg(1本)。

 エンクロージャはバスレフ型。キャビネット内の気流全体を効率よくバスレフポートに導く「フローガイデッド・バスレフ方式」を採用し、小型ながらスムーズに伸びる低域を確保するという。

 再生周波数帯域は58Hz~20kHz、インピーダンスは8Ω、耐入力は20W×2ch。入力端子のスピーカーターミナルは金メッキ仕様。入力はバナナプラグにも対応。スピーカーケーブルが付属する。

 鎌ベイアンプKROとKro Craft Speakerのセットモデル「SCBKS-1000P」も用意。単品金額の合計より若干安いお買い得モデルとなっている。

Kro Craft Speakerのリアセットモデル「SCBKS-1000P」のパッケージには「+PLUS」のラベルがついている

■ 鎌ベイスピーカーACE

取り付け例

 デスクトップPCの5インチベイに収納して利用可能なアクティブ2chスピーカー。1.25インチのメタル製逆ドーム型ドライバを4基搭載し、「クリアかつ迫力の再生を実現する」としている。最大出力は1.5W×2ch。

 筐体はアルミフレームとメタルメッシュを採用。フロントに電源ON/OFFボタン、ボリュームスライドつまみを装備。また、ON/OFF可能なブルーLEDも搭載する。

 電源は付属の電源変換ケーブルで、PC用電源から供給が可能。外形寸法は148.5×170×42.5mm(幅×高さ×奥行き)、重量は490g。


(2009年 7月 21日)

[AV Watch編集部 大類洋輔]