東芝、地アナ専用のDVD/VHS一体型レコーダ
-実売28,000円。待機時の消費電力を改善
株式会社東芝は、VHS一体型のDVDレコーダ「D-VR8K」を8月上旬より発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は28,000円前後の見込み。
VHSデッキとDVDレコーダの一体型モデル。チューナは地上アナログのみで、VHS/DVDへの録画のほか、DVDとVHSの間でのダビングも可能。なお、市販ビデオタイトルなど複製禁止のDVD/VHSについてはダビングできない。HDDは非搭載。従来モデル「D-VR7」(2008年3月発売)からの変更点として、待機時の消費電力を2.5Wから2Wに改善した。消費電力は変わらず28W。
付属リモコン |
DVDレコーダ部は、DVD-R/RWへの録画に対応。DVDビデオ再生のほか、VRモード記録のDVD-R/RWや音楽CD、JPEGを記録したCD-R/RWなどの再生が可能。2/4倍速DVD-RWへのVRモード(LP/EP/SEP)録画時には、簡易追っかけ再生が行なえる。なお、HD Rec(HDVRフォーマット)のDVDディスク再生には非対応。
DVD録画しながらの、ビデオ再生にも対応。録画予約機能ではGコードやワンタッチタイマーなどを搭載する。DVDはプログレッシブ出力に対応し、ビデオDACは10bit/54MHz。オーディオDACは24bit/192kHz。
入力端子はS映像×2、コンポジット×2、アナログ音声×2を備えている。出力端子はDVD専用のD2、S映像、光デジタル、同軸デジタル、アナログ音声を各1系統装備。VHS/DVD共用のコンポジット出力や音声出力も各1系統備えている。
外形寸法は435×268×99.5mm(幅×奥行き×高さ)、重量は4.3kg。リモコンが付属する。
(2009年 7月 23日)
[AV Watch編集部 中林暁]