ニコン、プロジェクタ内蔵カメラ「S1000pj」を発売延期
-10月23日発売へ。「注文が想定を大幅に上回った」
株式会社ニコンは、世界初の超小型プロジェクタ内蔵デジタルカメラ「COOLPIX S1000pj」の発売日を10月23日に延期すると発表した。
COOLPIX S1000pj |
8月4日の製品発表時には、9月の発売を予告していたが、「注文が当初想定した数量を大幅に上回り、十分な台数を用意できないため」、10月への発売延期を決定したという。
カメラの正面中央にプロジェクタ用レンズを搭載したコンパクトデジタルカメラ。撮影した写真や動画を壁などに投写でき、家や旅行先、ホームパーティーなどで、大勢で楽しむといった使い方も想定している。
プロジェクタは反射型液晶で、出力解像度はVGA相当、光源は白色LEDを採用している。輝度は最大10ルーメン。投影距離は約0.26~2mで、画面サイズは5~40型までに対応する。静止画に音楽を付けたり、キャラクターを重ねたりしての投写も可能。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は52,000円前後の見込み。
(2009年 8月 31日)
[AV Watch編集部 臼田勤哉]