ソニー、ウォークマン搭載可能なコンポ3機種

-スラッシュデザインや160GB HDDコンポなど


CMT-V3

10月10日発売

標準価格:オープンプライス

 ソニーは、ウォークマンを搭載可能なコンポ3機種を10月10日に発売する。価格は全てオープンプライス。店頭予想価格は、CDとFM/AMラジオを備えた「CMT-V3」が25,000円前後、ドックスピーカーの「SRS-NWGU50」が15,000円前後、160GB HDDを内蔵した「CMT-E350HD」が45,000円前後の見込み。


■ CMT-V3

 天面と底面に傾斜を付けた新ウォークマンとの一体感を出すために、筐体に傾斜をつけた、スラッシュデザインのコンポ。CDドライブとアンプ、WM-PORTを備えたメインユニットとスピーカーで構成。カラーリングはブラックとホワイトを用意する。

正面にウォークマンを搭載可能ウォークマンを搭載した際に一体感を出すため、スピーカーやメインユニットに傾斜が付けられている背面

 WM-PORTを備えており、中央にウォークマンを搭載可能。ウォークマン内の楽曲を再生できるほか、充電も可能。さらに、上部にスロットインタイプのCDドライブも装備。CD再生ができるほか、CD-R/RWに記録したMP3再生も可能。さらに、ウォークマン(X1000/新A840/新S740/新S640シリーズ)に、CDから録音(等速)することも可能。録音モードMP3の128kbps固定。

 WM-PORTの側面にアナログ音声入力も1系統装備。FM/AMラジオも備えているが、ラジオの録音機能は用意していない。内蔵アンプはアナログで、最大出力は5W×2ch。筐体の奥行きは約20cmの省スペース。リモコンも付属する。メインユニットの最大外形寸法は200×205×221mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約2.2kg。

 スピーカーはフルレンジの80mm径ユニットを搭載したバスレフ型。外形寸法は130×135×221mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は700g。

□製品情報
http://www.sony.jp/system-stereo/products/CMT-V3/


■ SRS-NWGU50

 木製エンクロージャを採用したドックスピーカー。WM-PORTとアンプ、スピーカーで構成するシンプルな一体型スピーカーで、1BOXのエンクロージャにステレオユニットを内蔵。総合出力は20Wのデジタルアンプ。

SRS-NWGU50正面にウォークマン用のWM-PORTと操作ボタンを供える背面。ステレオミニ入力を装備

 ウォークマンの再生音をスピーカーから出力可能。低音を増強するバスブースト機能も備えている。操作はドックスピーカーの付属リモコンから行なえる。さらに、背面にステレオミニ入力も備え、ウォークマン以外のプレーヤも接続できる。

 外形寸法は320×202×157mm(幅×奥行き×高さ)。重量は約2kg。電源は付属のACアダプタを使用する。

□製品情報
http://www.ecat.sony.co.jp/walkman/products/product/index.cfm?PD=35333&KM=SRS-NWGU50


■ CMT-E350HD

CMT-E350HD
 160GBのHDDを内蔵したコンポで、2ウェイスピーカーをセットにしている。カラーはシルバーとホワイトの2色を用意。

 CDドライブとFM/AMチューナ、USB端子、アナログ音声入力を備え、様々なソースからHDDに録音できるのが特徴。録音モードはMP3の128kbps、256kbpsから選択可能。CDのリッピングは最大4倍速で可能。USBメモリを介して転送するWAV、ATRAC、MP3、WMA、AACファイルはMP3形式に変換して取り込まれる。

 天面にWM-PORTを備え、搭載したウォークマン内の楽曲が再生できるほか、HDDからウォークマンへの音楽転送も手軽に行なえる。前面USB端子から、NW-E040/E020FシリーズなどUSB専用モデルへの転送も可能。ウォークマンの充電も可能。

 液晶ディスプレイを備えており、エッジライトとカラーバックライトを備え、インテリアや気分に合わせて色の変更が可能。アンプはデジタルアンプで、最大出力は20W×2ch。リモコンも同梱する。メインユニットの最大外形寸法は285×285×142mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約4kg。

 スピーカーは2ウェイブックシェルフのバスレフで、ウーファは10cm径、ツイータは4cm径。最大外形寸法は135×220×230mm(幅×奥行き×高さ)で、重量は約2kg。

□製品情報
http://www.sony.jp/system-stereo/products/CMT-E350HD/



(2009年 9月 16日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]