パナソニック、ポータブルナビ「Strada Pocket」6機種

-ワンセグ対応。DIGAやVIERAの録画SDカード再生


CN-MP250DLのパナセンス限定カラー「ブラック×レッド」。サイトでの人気投票で選ばれたカラー

10月9日発売

標準価格:オープンプライス

パナセンス限定でオリーブグリーンモデルも用意。BEAUTY&YOUTH UNITED ARROWSとコラボしたショルダーポーチが付属する
 パナソニック株式会社は、ポータブルSDカーナビ「Strada Pocket(ストラーダポケット)」シリーズのラインナップを拡充。3シリーズを10月9日に発売する。主な仕様や店頭予想価格は下表の通り。各モデルにACアダプタと家庭用スタンドの有無で2種類を用意しており、合計6モデルとなる。

 なお、ACアダプタと家庭用スタンド付属モデルは家電流通向けの商品、付属しないものはカー用品店などでの販売となる。また、10月15日には直販サイト、パナセンス限定で、女性や若者をターゲットにしたオリジナルショルダーポーチ付属のオリーブグリーンモデル「CN-MP180UDA」も直販59,800円で発売する。


モデル名機能ACアダプタ
家庭用スタンド
カラー店頭予想価格
CN-MP250DLワンセグ
FM-VICS
SDビデオ再生
ブラック(K)
ブラック×レッド(Z)
 (※パナセンス限定)
69,800円前後
CN-MP250Dブラック64,800円前後
CN-MP180DLワンセグ
SDビデオ再生
スノーホワイト(W)
チタンシルバー(S)
ルミナスレッド(R)
59,800円前後
CN-MP180Dブラック
チタンシルバー(S)
54,800円前後
CN-MP150DLFM-VICSブラック(K)59,800円前後
CN-MP150Dブラック54,800円前後

CN-MP250Dのブラックモデル
 地図データの記録メディアにmicroSDHCカードを採用した、ポータブルナビ。MP250と180にはワンセグチューナを内蔵。さらに、同社のBDレコーダ「DIGA」や、薄型テレビVIERAのRシリーズで、SDビデオ形式で録画したSDカードや、DIGAの“ワンセグ持ち出し”機能でSDカードに書き出したワンセグ放送などが、ポータブルナビで再生できる。

 また、SDビデオ映像をmicroSDに収録したセルソフトも再生可能。ウォルト・ディズニー・ジャパンが11月4日から順次発売する、DVDとmicroSDをセットにした「モンスターズ・インク」や「パイレーツ・オブ・カリビアン」などの映画ソフトの再生もサポートする。

 液晶ディスプレイや本体サイズなどは全機種共通で、5型ワイド、480×272ドットの液晶を採用。最大出力1.5Wのスピーカーや、ヘッドフォン出力も備えている。外形寸法は133×28×89mm(幅×奥行き×高さ)で、重量はMP250/180が296g、MP150が290g。

 ACアダプタと家庭用スタンドを使い、家庭内でワンセグテレビやSDビデオプレーヤーとしても利用可能。付属しないモデルでも、別売でACアダプタとスタンドのセットが用意されている。また、付属の車載用吸盤スタンドは、特殊ゲル素材を使い、吸着性を高めている。


CN-MP180DのスノーホワイトCN-MP180Dのチタンシルバー
CN-MP180DのルミナスレッドCN-MP150Dのブラック

 ナビ機能用に8GBのmicroSDHCカードを同梱しており、全国1,031都市の市街地図や、電話番号約910万件、住所情報約3,600万件分の地図データを収録。建物の立体表示や高速入口案内、2画面地図機能なども備えている。内蔵リチウムイオン充電池での動作も可能で、ナビやワンセグの利用が2時間可能。歩行時のナビを行なう「おでかけウォーク」機能も利用できる。

 高性能CPU搭載により、高速なルート検索や地図スクロールが可能。自車位置測定システムにはGPSに加え、「迷いまセンサー」を使用。加速度センサーとジャイロセンサーで構成されるもので、車の進行方向や道路の傾斜などを検知し、GPS信号を受信できない場合も高精度な位置測定ができるという。さらに、MP250とMP150は、付属の車載用スタンドにFM-VICSも内蔵。渋滞情報や交通規制情報も受信できる。


(2009年 9月 17日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]