ボーズ、平型端子の携帯電話用イヤフォン/ヘッドフォン
-in-ear/on-earの2機種。iPhone用の一般店舗販売も
ボーズ株式会社は、携帯電話向けに、平型コネクタを備えたヘッドセット2機種を11月7日に発売する。価格はイヤフォン型の「mobile in-ear headset(平型ジャック付携帯電話専用)」が15,330円、ヘッドフォン型の「mobile on-ear headset(平型ジャック付携帯電話専用)」が26,880円。直営店、直販サイトだけでなく、一般の店舗でも販売される。
入力端子が平型タイプになっている |
mobile in-ear headset(平型ジャック付携帯電話専用) |
今回は第2弾となり、iPhone 3G/3GSのステレオミニプラグではなく、通常の携帯電話で採用されている平型コネクタモデルとなる。そのため、製品名は「mobile in-ear/on-ear headset」と同じで、末尾に「平型ジャック付携帯電話専用」と付く。
「ボーズは滅多に投入市場独自の製品は出さないが、日本のモバイル市場を重要視した製品」(ボーズ本社 プロダクトマーケティングマネージャー Denise Celuch氏)だという。
なお、iPhone 3G/3GS用は直営店/直販サイトのみで販売されているが、第2弾の発売に合わせ、これらのモデルも一般販売店で購入できるようになる。
第1弾と同様に、イヤフォン/ヘッドフォン部分の仕様は通常モデルと同じ。in-ear headsetは、マイク内蔵ユニットをケーブルの途中に配置、on-ear headsetは同ユニット付きのケーブルと、ヘッドフォンから伸びる短い入力ケーブルを接続して利用する。マイクユニットには通話ボタンも装備する。
ケーブルの途中にマイクユニットを備えている | マイク用の穴 | 全体が通話用ボタンにもなっている |
「in-ear headset」は16mm径のダイナミック型ドライバを採用。独自形状のイヤーピースと、独自のトライポート技術により、豊かな低音再生を可能にしたモデル。イヤーピースはS/M/Lから選択できる。
「on-ear headset」は35mm径のユニットを採用したヘッドフォン。イヤフォンと同様にトライポート技術を投入。低音再生能力の向上とともに、専用開発の柔らかなイヤーパッドと130gという軽量さで、耳への負担も低減させている。
iPhone 3G/3GS用のin-ear headsetとon-ear headset |
(2009年 9月 30日)
[AV Watch編集部 山崎健太郎]