iiyama、Ecoを意識した新デザインの21.5型フルHD液晶
-従来比17.5mm薄型化。HDMI搭載で実売25,800円
株式会社マウスコンピューターは、iiyamaブランドの液晶ディスプレイで、新デザインを採用した21.5型の「ProLite E2210HDS」を11月中旬より発売する。価格はオープンプライスで、直販価格は25,800円を予定している。カラーはピュアホワイトとマーベルブラック(-B)の2色を用意する。
スリムな筐体の新デザインを採用。スタンドベースはリーフ型 |
「美しいままの自然を映していたいから」をテーマにEcoを意識したという新デザインを採用した、21.5型/1,920×1,080ドットパネル搭載の液晶ディスプレイ。フロントとスタンド部はグロッシーベゼル処理を、背面は革張り調のシボのツートン加工を施しており、デザイン性を高めている。
また、外形寸法505.5×180×366mm(幅×奥行き×高さ)、重量3.5kgという、従来の同型モデルに比べ、約17.5mmのスリム化、約0.8kgの軽量化を図ったボディも特徴。さらに、スタンドベースは“葉っぱ”をモチーフにしたという「Leafシェイプ型」を採用し、Ecoをより強くイメージしたとしている。
液晶はノングレアパネルで、輝度は250cd/m2。コントラスト比は通常で1,000:1、ACR(Advanced Contrast Ratio)機能利用時は20,000:1。応答速度5msだが、中間階調域では2msを実現する。視野角は上下各80度、左右各85度。
入力端子はHDMIとHDCP対応DVI-D、アナログRGB(D-Sub 15ピン)を装備。4:3や5:4映像を入力した際に縦横比を固定したまま拡大表示が可能となっている。ただし、Dot by Dot表示には対応しない。ステレオミニのアナログ音声入力も備える。2W×2chのスピーカーを内蔵。
消費電力を通常パネルと比べて約41.5%低減できる「Ecoパネル」を採用。さらに、3パターンのECOモードも搭載し、通常モードと比べて消費電力を最大45%削減、年間CO2排出量を最大11.7%削減できるとしている。標準時の消費電力は24W、パワーマネージメントモード時は1W。
標準、テキスト、インターネット、ゲーム、ムービー、スポーツの6つのピクチャーモードを用意。入力ソースによって選択可能で、最適な画質で表示することができる。また、ガンマ補正やカラー調整(Warm/Normal/Cool/sRGBモードなど)が行なえる画質調整機能も利用可能。
上20度、下5度のチルト機能を搭載。100mmピッチのVESAマウントにも対応する。HDMIケーブルなどが付属する。
(2009年 10月 20日)
[AV Watch編集部 大類洋輔]