Auzentech、アナログ出力こだわったサウンドカード

-PCI Express x1接続の「X-Fi Bravura」


12月16日予約開始

標準価格:14,800円
      13,320円(
事前予約価格)


 DTC Japan株式会社は、Auzentech製のPCI Express x1接続サウンドカード「Auzen X-Fi Bravura 7.1」を12月16日より予約開始した。価格は14,800円だが、事前予約の特別価格として13,320円で販売する。

 事前予約は16日~18日まで限定30台で実施。出荷は年内を予定しているという。さらに、予約者の中から抽選で合計4名にオンキヨーのヘッドフォン「MHP-AV1」とアンプ内蔵スピーカー「GX-77M」をプレゼントするキャンペーンも行なう。

 アナログオーディオのための最適設計を施したというサウンドカード。24bit/192kHzのステレオ出力、24bit/96kHzの7.1ch出力に対応し、マルチチャンネルスピーカー出力、独立ヘッドフォン出力回路など装備する。対応OSはWindows XPとVista(32/64bit)。

 デジタル出力を担当するメインチップにはCreativeのX-Fiを基板の裏側に配置。バーチャルサラウンド機能の「CMSS 3D」や、音質補間機能「Crystalizer」、EAX 4.0 ADVANCED HDなどに対応し、デジタル系の出力は同軸デジタル音声×1を装備する。

 一方アナログ信号の干渉を抑えるためのアナログ回路は、基板の表側に配置した。DACのダイナミックレンジは114dBで、フィルタ部にはメタルコンデンサを、カップリング出力にはニチコン製のMUSE ESシリーズコンデンサを採用するなどで、音質の向上を図った。マイク入力も備えており、アナログI/OのためのDACのフィルタをヘッドセット、マルチメディアマイク、バランス型ダイナミックマイクなどから選べるためのプリセットを用意している。

 独立したヘッドフォン回路も装備し、ダイナミックレンジ120dB、最高192kHz対応の専用DACを搭載。交換可能なOPAMPやWIMA製のコンデンサなどを使用し、音質に配慮しているという。

Auzen X-Fi Bravura 7.1パッケージ

(2009年 12月 16日)

[AV Watch編集部 臼田勤哉]