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TANCHJIM、1DD+4BAに超高域を平滑化する“Silk System”搭載イヤフォン「SODA」

SODA

フォーリーフは、TANCHJIMブランドのイヤフォン「SODA」を1月30日より発売する。価格はオープンで、市場想定価格は57,500円前後。

ダイナミックドライバー×1基、バランスドアーマチュア(BA)ドライバー×4基に2基のパッシブユニットを備えたハイブリッド構成のイヤフォン。独自開発のBAやDMT5低域ドライバーに加え、超高域を平滑化する「Silk System」を搭載し、極めてクリアで滑らかなサウンドを実現した。

従来のBAドライバーが抱えていた、歪みの増加やインピーダンスの制約といった課題を根本から解決するために開発された独自ユニットを採用。汎用品に頼らず、TANCHJIM独自のターゲットカーブへ精密に適合するよう設計されており、「低歪みかつ極めて高い変換効率を誇る」という。

このBAドライバーの採用により、従来のマルチドライバーモデル「KARA」と比較して変換効率は約65%向上。「不要な色付けを排した、どこまでも透明で伸びやかな中高域再生を実現した」とする。

低域の要となるのは、「フラッグシップ級のアーキテクチャを継承した」とする10mmダイナミックドライバー。強力な磁束密度を持つ磁気回路が振動板を正確に駆動し、独自の「複合リアチャンバー」が背面の空気圧をミリ単位で制御する。

これにより、深みのある重低音のエネルギーを維持しながら、現代的なハイスピードな楽曲にも追従する制動力を獲得。中高域のBAドライバーと調和する、濁りのないタイトな低音を再生する。

Silk Systemは、16kHz~23kHzの超高域における微細な刺激を平滑化し、「シルクのような滑らかさを引き出す」という独自の音響システム。BAドライバーの至近距離に共振チャンバーを封入し、ネガティブフィードバックの原理を応用することで、高域のトゲを物理的に抑制する。

複数の段状マイクロチャンバーを直列配置してパッシブユニットの動作範囲を精密にコントロールすることで、解像度を損なうことなく、長時間のリスニングでも聴き疲れしない繊細な高域表現を可能にした。

性質の異なる「ダイナミック」「BA」「パッシブ」という3種類のドライバーを一つの音として融合させるため、HPFD-Seg 3ウェイ精密クロスオーバー設計を採用。それぞれのユニットが持つ周波数特性を高度にシミュレーションし、相互干渉を徹底的に排除した。「全帯域にわたって位相のズレを最小限に抑えることで、マルチドライバー構成を感じさせないほどスムーズな音の繋がりを実現し、自然でバランスの良いサウンド」が特徴とする。

音質への影響を排除しながら装着時の快適性を最大化する、特許取得済みの減圧技術も搭載。筐体内の気圧を最適に逃がす「減圧ダクト」と、外耳道の気圧バランスを整える「APBパッシブ気圧バランスイヤーピース」を組み合わせることで、装着時に鼓膜へかかる圧迫感を大幅に軽減している。

筐体は、炭酸水をイメージした透明感のあるデザイン。ドライバー配置をコンパクトに集約して音響容積を集中させ、ノズル角度を耳道の傾きに正確に合わせることで、音の反射を抑えた純度の高いサウンドを届ける。重心を耳のコンチャ部とイヤーフックに分散させるよう設計されており、動いてもズレにくい安定した装着感と、軽快な使用感を実現している。

高品質LITZ多重密撚り同軸ケーブルを標準装備。高純度な銀メッキ銅導体により、抵抗値とインダクタンスを最適にコントロールし、解像度の高いクリアな高域と弾力ある低域を引き出すという。プラグ部は3.5mm/4.4mm交換可能。

再生周波数帯域は8Hz〜48kHz。感度は120dB。インピーダンスは15.5Ω。