ソニー、BDレコーダの「アバター」再生問題でファーム公開
-アップデートで本体の処理効率が向上。6月2日より順次
6月2日より順次アップデート
ソニーは、「BDZ-EX200」など同社のBlu-ray Discレコーダ23モデルにおいて、BDビデオタイトル「アバター」(4月23日発売)が正常に再生できない症状を改善する放送波アップデートを、6月2日より順次行なうと発表した。
BDZ-EX200 |
これらの製品でアバターのBDビデオを再生すると、画面下部の字幕付近に、ストーリーの進行と関係のない再生時間などが表示されることがあった。既報の通り、同社はこの問題についてファームアップデートでの対応を予告しており、準備が整い次第、サイト内で案内するとしていた。また、アップデートまでの処置として、上記症状の発生頻度を抑える方法をQ&Aページで案内していた。
再生不具合の原因は、アバターを含む一部のBDビデオに高度な処理を必要とするプログラムが組み込まれているためで、レコーダ本体の処理能力を超えた場合、上記の症状が発生することがあったという。今回のアップデートにより、本体の処理効率が高まり、上記症状の発生頻度を減少させることができるとしている。
アップデータは地上/BSデジタル放送波で配信。下表の通り、機種により配信期間が異なっている。
型番 | ダウンロード配信期間 |
BDZ-EX200/RX105/RX55/RX35/RS15/RX100/RX50/RX30/RS10 | 6月2日~12月31日 |
BDZ-X100/X95/L95/L55/T75/T55/A950/A750 | 6月9日~8月1日 |
BDZ-X90/A70/L70/T90/T70/T50 | 6月16日~8月8日 |
(2010年 5月 26日)
[AV Watch編集部 中林暁]