DTC、iPhone 4用のアンプ/バッテリ内蔵ケース「Zingo」

-Auzentechと共同開発。ヘッドフォン出力2系統


Zingo(iPhone 4装着時)

 DTC Japanは、iPhone 4専用の外付けバッテリとヘッドフォンアンプを一体化したケース「Zingo」を発表。年内発売予定で、11月の発売を目指すとしている。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は1万円台前半の見込み。

 サウンドカードなどのメーカーであるAuzentechとの共同開発製品で、バッテリとヘッドフォンアンプをケースに内蔵。出力180mWのJ-FETオペアンプを搭載する。iPhoneのDockコネクタと接続し、音声はアナログ入力となる。

 ヘッドフォン端子はHigh/Lowの2系統を備え、インピーダンスは最大600Ωに対応。「ハイインピーダンスのヘッドフォンも十分鳴らせる」としている。出力端子は、2系統の同時利用も可能。SN比は113dB以上。

背面

 リチウムポリマーバッテリを内蔵し、容量は1,650mAh。連続再生時間は動画が最大11時間、音楽が最大44時間、通話が最大8時間。バッテリ残量は背面にある4段階のLEDで表示。また、バッテリケースからの給電が必要ない場合、ケースの電源をOFFにする「サウンドモード」も搭載する。

 iTunesとの同期用にUSB 2.0端子を装備。外形寸法は133.4×62.7×15.345mm(縦×横×厚さ)。USBケーブルが付属する。



(2010年 10月 25日)

[AV Watch編集部 中林暁]