Eye-Fi、動画/静止画を共有できる無料クラウドサービス
-カメラ内のカードからアップロード。容量無制限/7日間
Eye-Fi View |
無線LAN内蔵SDカード「Eye-Fi」を販売するアイファイジャパンは、デジタルカメラなどで撮影した動画/静止画をアップロード/共有できるパーソナルクラウドサービス「Eye-Fi View」を10月28日より開始する。Eye-Fiのユーザーは無料で使用でき、7日間まで容量無制限で保存可能。なお、保存期間が無制限の有料サービス(480円/月、または4,800円/年)も用意する。
「Eye-Fi」は、SD/SDHC対応デジタルビデオカメラやデジタルカメラで撮影した静止画/動画を、カメラに収めたままの状態で無線LANを経由して、パソコンやオンライン静止画/動画共有サービスなどにアップロードできるカード。
28日より始まる「Eye-Fi View」は、Eye-Fiからアップロードできるオンラインストレージが用意されるもので、撮影した動画/静止画をそのままのサイズでクラウド上に保存可能。最新カードのX2(Eye-Fi Connect X2/Explore X2/Pro X2)利用時は、管理ソフト「Eye-Fi Center」上で設定することにより、撮影ファイルを自動でEye-Fi Viewへ保存可能になる(Eye-Fi Share/Share Videoは非対応)。
無料で使用する場合、保存期間は7日間に限られるが、容量は無制限。複数の画像を選んで共有ページを作成可能となっており、Eye-Fiユーザー以外とも共有可能。URLをメールで送ることで、Ey-Fiユーザー以外もログイン不要でアクセスでき、期間内であればフルサイズの画像を一括でダウンロードできる。また、パソコンだけでなくiPadやスマートフォンからもアクセス可能で、Eye-Fi View上の画像をFacebookやmixiなどに投稿できる。
有料サービスの「Eye-Fi Premium」も28日より開始。月額480円または年間4,800円を支払うことで、Eye-Fi Viewを無期限/容量無制限で利用可能となる。そのほか、ジオタグ機能を搭載しないEye-Fi Connect X2カードに対して、2,980円でジオタグ機能を追加。また、年間2,980円で公衆無線LAN接続が可能になる。
URLをメールで送ることで他人と共有できる | iPadやスマートフォンからもアクセス可能 |
(2010年 10月 28日)
[AV Watch編集部 中林暁]