ボーズ、2.1chサラウンドシステム「Lifestyle 235」

-約28万円。iPod Dock付属。リモコン一元化機能も


使用イメージ

 ボーズは、サラウンドシステムLifestyleシリーズの新製品として、2.1chの「Lifestyle 235 home entertainment system」を、11月3日に285,600円で発売する。iPod/iPhone接続用のDockも付属する。

 コンパクトなサテライトスピーカーと、サブウーファ内蔵Acoustimass module、入力端子やプロセッサなどを内蔵したコンソールで構成する。サテライトは「Gemstone ESスピーカーアレイ」で、1つのスピーカーに3つのドライバを内蔵。2つは正面に、1つは側面に角度をつけて配置している。

 コンソールには「TrueSpaceデジタル・プロセッシング回路」を搭載。入力ソースに独自の処理を加え、「Gemstone ESスピーカーアレイ」で再生する事で、2.1chでのサラウンド再生を実現している。


コンパクトなサテライトスピーカーと、Acoustimass module、入力端子やプロセッサなどを内蔵したコンソールで構成。iPod/iPhone接続用のDockも付属するサテライトは「Gemstone ESスピーカーアレイ」「Gemstone ESスピーカーアレイ」の内部。3つのドライバを内蔵している

 さらに、独自のデジタル自動音場補正技術「ADAPTiQ」も使用可能。設置したスピーカー配置や部屋の音響環境に合わせた設定を、機器が自動で行なう。

 内蔵デコーダはドルビーTrueHD、DTS、AACに対応。リニアPCM 5.1chの入力もサポートする。ただし、DTS-HD Master Audioには非対応。

iPod/iPhone接続用のDockAcoustimass module

 独自のナビゲーションシステム「Unify」も装備。コンソールに接続したBDプレーヤーなど、他のAV機器を、「Lifestyle 235」付属リモコンで一括して操作できる。コンソールに各社・各機器のリモコンコードが内蔵されており、セットアップ時にナビゲーションに従って、接続機器のリモコンのボタンを押すことで機器を特定する。

 以降は「Lifestyle 235」付属リモコンを操作すれば、接続機器を操作可能。なお、リモコンは電波式となっており、赤外線は「Lifestyle 235」側から放射される形となる。

 接続機器のソース切替時に、“入力1”、“入力2”といった表記ではなく、“ブルーレイプレーヤー”など具体的な名称でテレビ画面に表示できるため、AV機器に慣れていない人でも操作できるという。

 ほかにも、FM/AMチューナを内蔵。最高1080pまでのアップスケーリング機能も備えている。入力端子はHDMI×4、コンポジット×3、コンポーネント×2、アナログ音声×4、光デジタル×3、同軸デジタル×3。

 外形寸法はサテライトスピーカーが147.5×106.5×66mm(幅×奥行き×高さ)。コンソールが421×237.5×77.5mm(同)。Acoustimass moduleは207×552×334mm(同)。

コンソールの背面付属のリモコン

(2010年 11月 2日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]