地デジ普及台数が12月末で1億台を突破。12月は過去最高

-NHK発表。BSデジタルの台数も過去最高を記録


 日本放送協会(NHK)は11日、2010年12月末におけるデジタル放送受信機の普及状況(速報値)を発表。地上デジタル受信機の普及台数が、約1億万台を突破した。

 12月単月での普及台数は歴代1位の約552万台で、10月の376万台、11月の524万台と過去最高を3カ月連続で更新した。この内、チューナ内蔵PDP/液晶テレビの台数は約393万台。これにより、地上デジタル放送受信機の普及台数は約1億30万台となり、JEITAが発表した地デジチューナ内蔵PC(約272万台/11月末の数値)を合わせると、約1億302万台となる。ケーブルテレビでデジアナ変換して視聴しているのは約125万世帯。

 地上デジタル受信機の内訳は、チューナ内蔵PDP/液晶テレビが約6,640万台(約393万台増)、地上デジタルチューナ単体(チューナ内蔵録画機も含む)が約2,310万台(約137万台増)、チューナ内蔵ブラウン管テレビが約72万台で、ケーブルテレビ用STBが約1,008万台(約22万台増)。

 BSデジタル放送受信機は約511万台増加の約9,779万台で、BSデジタルでも単月での普及台数で歴代1位を記録した。BSデジタル受信機の内訳は、チューナ内蔵PDP/液晶テレビが約6,474万台(約378万台増)、BSデジタルチューナ単体(録画機も含む)が約2,111万台(約110万台増)、チューナ内蔵ブラウン管テレビが約186万台、ケーブルテレビ用STBが約1,008万台(約22万台増)。



(2011年 1月 11日)

[AV Watch編集部 古川 敦]