日テレ、BSで初の3D野球中継を3月25日に実施
-開幕戦の巨人×横浜。パナソニックが提供
日本テレビ放送網は、BSで史上初というプロ野球巨人戦の3D中継を3月25日に行なうと発表した。
3Dで放送されるのは25日の開幕戦「巨人VS横浜」で、番組名は「3D VIERA プロ野球開幕3Dスペシャル」。パナソニックの一社提供番組となっている。「BSでの3D野球中継と、地上波&BSでの2D&3Dサイマル放送は初」としている。
BSでの放送時間は17時55分~20時54分(18時プレーボール)で、生中継/3D中継の最大延長は30分。21時24分以降も試合が続く場合は、2Dでさらに最大延長30分を予定している。3Dの方式はサイドバイサイドで、対応テレビやメガネなどを使用して3D視聴できる。3D非対応テレビでは、画面が左右に分割された2画面での表示となる。
なお、地上波と、CS/CATVの「日テレG+」では2Dで放送され、時間は地上波が17時50分~20時54分(最大延長30分)、日テレG+が17時30分~22時(試合終了まで延長)となる。
合わせて、2011年の巨人戦レギュラーシーズンの放送予定も発表。BS日テレでは、昨年と同様に56試合中継するほか、地上波の前後の時間を補完する「トップ&リレーナイター」が5試合、3D中継が1試合の予定。地上波は22試合、日テレG+は72試合(プレーボールからゲームセットまで完全生中継)。
今回の3D中継は、日本テレビ横断の「3Dコンテンツ開発プロジェクト」の一環としており、「巨人戦中継」のブランディング戦略にも繋げる狙い。
(2011年 3月 7日)
[AV Watch編集部 中林暁]