マクセル、京都オパールを使ったイヤフォン第2弾

-“和”のデザインを採用。8色展開で実売2,000円


HP-CN32。写真は朱鷺色(ときいろ)

 日立マクセルは、カナル型(耳栓型)イヤフォンの新モデルとして、京セラの装飾用素材「京都オパール」をあしらい、“和”をデザインモチーフとした「HP-CN32」を4月25日に発売する。価格はオープンプライスで、店頭予想価格は2,000円前後の見込み。

 2009年11月に発売した「HP-CN31」に続く、京都オパールを採用したイヤフォンの第2弾モデル。京都オパールは、京セラが装飾用素材として展開しているカラーオパールなどの人工のオパールを総称した愛称で、天然オパールと同一の石英粒子をもとに、独自の宝石育成技術で作り上げている。樹脂含浸技術を加えることで、オパール独特の脆さを克服し、多様なカットができるのも特徴。

 イヤフォンのカラーは日本の伝統色を使った8色で、「艶紅(つやべに/PE)」「今様色(いまよういろ/PK)」「銀鼠(ぎんねず/SL)」「漆黒(しっこく/BK)」「朱鷺色(ときいろ/PP)」「深紫(こきむらさき/PU)」、「浅縹(あさはなだ/BL)」、「刈安色(かりやすいろ/YE)」を用意する。

()内は使用している京都オパールの色
パッケージ

 さらに、カラーイヤーピースとカラーコードを組み合わせており、「優雅で可憐な“和”の雰囲気あふれるデザイン」だという。また、球体のボディには、「燕」、「波」、「葵」、「椿」をモチーフとしたイラストをあしらっている。

 ユニットは9mm径のダイナミック型で、ネオジウムマグネットドライバを採用。音の出るポート部分を楕円形にした「オーバル型ポート」を採用することで、フィット感と遮音性を高めている。インピーダンスは16Ω、音圧感度は94dB/mW、再生周波数帯域は20Hz~20kHz。最大入力は200mW。

 イヤーピースには抗菌作用のある銀イオンを使用。サイズはL、M、S、SSを用意する。入力はL型のステレオミニ。ケーブルの長さは1.2m。ケーブルを含めた重量は14g。


(2011年 4月 20日)

[AV Watch編集部 山崎健太郎]